オバメタラー。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

英中部ストークの元パン職人の男性が、妻がかけた『ローリング・ストーンズ』の曲『サティスファクション』を聞いて2か月以上続いた昏睡状態から目覚めた今日この頃、皆さん長い"夏眠"してませんか?
意識がなかった時の記憶はない男性だが、冒頭のギター音が聞こえたのをはっきり覚えていて、その瞬間、若い頃の興奮が蘇り突然力が込み上がってきたのだそう。
音楽の力は偉大ですね。
もしガイハさんが意識を失ったら、かけてください。
お経を。
違うっ。
ニルバーナの『SMELLS LIKE TEEN SPIRIT』を。
イントロのリフでピクリと動く指先。
そして『With the lights out its'less dangerousー!』で跳ね起きエアライブ!
無理が祟って即昇天。
『線香花火のような最期だった!』
出来れば、もう少し大人しい曲でお願いします。


・オバさんへヴィメタルバンドが中年の日常を歌い、叫ぶ!
今、ヘヴィメタル・シーンで旋風を巻き起こしているバンドがある。その名も『オバメタル・ライジング』。バンド名から想像出来る通り、3人組のオバさんによる本格メタルバンドだ。ドラム&ヴォーカルの"雷神"は44歳、ギター"風神"は40歳、ベース"水神"が45歳と、おしゃれに言えばアラフォー世代の中年女性が、髪を振り回してオバさんの日常を歌いあげている。
例えば『ゴッド・オブ・サンダー』では賞味期限を"マイルール"で決め、昨日のおかずをレンジで温め直して食卓に並べる主婦の姿が描かれる。家計節約の為、子どもたちを連れて特売セールへ駆け付けるのも主婦ならでは。
もろにオバさんを表現した歌詞と、激しいへヴィメタルの豪快なまでの併せ技。これが笑わずにいられるだろうか。さらにライブ会場では、オリジナルの『オバメタル・エコバック』を販売しているというからさらに面白い。
フザけているだけのイロモノバンドかと思ってしまうが、実は3人ともバンド歴25年以上(4半世紀!)のベテランで実力者。
アルバム『ゴッド・オブ・サンダー』はディスクユニオンで販売されており、『いかすバンド天国 ON WEB 2008』のベスト30にも選出された。
【エキサイトニュース】


熱い…熱すぎるオバメタル!
脳天に雷落下、気付いた時には『You Tube』を開いているガイハさんがいました。
いざ禁断の中年の扉を!


まず、手始めに
ライブでは
オ『エコバックを持って来たのでレジ袋は?』
客『いりませーん!』
オ『レジ袋は?』
客『いりませーーーん!!』
のコール&レスポンスからスタートするという『炎のエコバック』。

ハードなヘビメタ王道のリフに、どことなく古めかしい音、そして魂で歌い上げるヴォーカル。

エコバック持って来たのでー
レジ袋はいりませんー
必ず持って行くから
お買い物劵 貯まるー

まさに主婦の鏡!
ハードな楽曲にも関わらず丁寧な言葉遣いに、地球に優しい歌詞。
これがおばさんなりの反骨心か。
大人の余裕というやつなのかっ!?

そして何よりも…

頭から離れないっ!!

『エコバック持って…』

あぁ!このままでは洗脳されてしまうっ!
ポニョ(※1)のようにはなりたくない!


よしっ口直し!口直しに次の曲を聴きましょう。
代表曲の『ゴッド・オブ・サンダー』。
こちらも主婦の日常を綴った楽曲ですが、タイトルから考えてまだ"マトモ"なはず!

I'm the God of the おばさんだー
携帯 待受 韓流スター
I'm the God of the おばさんだー
おばさんが 大地を揺るがす
布団叩きで
イエイ!
ボンバーヘッド♪

!!

ゴォォォッッド!
またも頭から離れない!

oba


気付けばガイハさんもオバメタラー。
エコバッグを持って『沼袋SAKCTUARY』に向かう日も遠くないかも知れません(※2)

oba


※1…詳しくは7月21日『床の上のポニョ』参照。


※2…練習スタジオは向ヶ丘遊園近郊だそうです。