伊東での水泳から1週間、未だに筋肉痛が治まらない今日この頃、皆さん寝床でバタフライ楽しんでますか?
日頃の運動不足と年齢のせいか、今でも『伸び』をするだけで『イタタタタタ』。
このままでは近い将来、リアルボイスを叫んだり、プリクラを撮るだけで身体が動かなくなってしまうのでしょうか。 そして大人しく『今日はゲートボールしない?』
あぁそれだけは認められません!
やはり、そんな"れしーと"活動は許されないので、今から鍛えたいと思います。
『おかあさんといっしょ』のぱわわぷ体操で。
【あらすじ】
"ひとり五輪"で老体に鞭打ったガイハさん。
肉体の限界と共に、自ら現役生活に幕を下ろすのだった。
シャワーと温泉で汗を流し、お腹が空いてきたのでディナーを食べに行く事に。
目的地は『ガイハミシュラン』で日本一美味しい洋食屋として認定されている『ボンナペティ』。
住宅街の中にひっそりと佇んでいる為に必ずと言って良い程、迷子になるのですが、今回は地図を持参したので問題はないはず。
30分後。
『どこーー!?』
ガイハさんの記憶と地図に書かれた場所は一致しているのですが、肝心のレストランが見当たりません。
汗だくになりながら、何度も同じ道を行ったり来たり。
その度に不審そうな目つきで眺める井戸端会議のおばさまたち。
仕方がないので、その中の1人に聞いてみる事にしました。
すると
お『あぁ…あのお店ねぇ。あれよ。』
指差されたのは大きな白い建物。
『100えんハウスレモン』。
…
100円ショップになっていました。
さようなら日本一美味しかった蟹クリームコロッケ。
さようなら思い出たち。
ガイハミシュラン崩壊。
仕方がないので、昨年も訪れた『楽味屋まるげん』へ。
新鮮な地魚と地酒の美味しいお店。
かれこれ5度目。
注文を済ませ、料理を待っていると、隣から異国の言葉が耳に入って来ました。
どうやら日本人男性と東南アジア系の女性のカップル。
そして、お酒を"一口"飲む度に
グラスとグラスを合わせ
男女『アイシテルー!』
唯一の日本語が"ベタ過ぎる"挨拶でした。
はたして、この女性は『愛してる』の意味を理解しているのでしょうか。
それともこの二人にとって、乾杯は愛なのかっ。
愛は『ルネッサーンス!』なのかっ!
つまり結末は『ボンジュール!』なのかっ!!
よく見れば二人とも小肥りやないかーい!!
はっ!?
落ち着けガイハ!君はそんなキャラじゃない!
ひとり笑顔で"高速首ふり"で平静を装っていると、次々と料理が運ばれて来ました。
・納豆の巾着揚げ
・鯵のたたき
・まるごとレタスのサラダ
・おにぎり
・甘海老のから揚げ
・鯵の煮付け
・鯵フライ
完食。
もちろん、ひとりで訪れる客はガイハさんくらいのもの。
昨年は気になった店員や客の視線も、今やどこ吹く風。
少しだけドボイ(※1)からハードボイルドに近づいた気がしました。
※1…ハードボイルドに成り切れない中途半端な男の通称、またはその様子。
【次回予告】
夜の海でガイハさんを待っていた謎のおっさん。
その男の姿勢にガイハさんは心打たれ…。