デニムのポケットの中にしまったはずの小銭が、靴の中から出てきた今日この頃、皆さん臀部に穴を開けて闊歩してますか?
どうやら穴が開いてしまい、足を伝って落ちてしまった様子。
そんな中、友人から『ジュース代貸して』と頼まれたので、靴を脱ぎ"生温かい"100円玉を差し出したところ、『やっぱりいいや』と断られました。
人肌が問題だったのでしょうか。
しかし裏を返せば、カツアゲにあっても、靴の中からお金を取り出せば、盗られないかも知れないという事。
財布を待たず、お札を足元に忍ばせて買い物に励むガイハさん。
代金を鼻つまみで受け取る店員。
入店拒否の日も近いかも知れません。
『ものすごい計画を思いついたのよ!』
例の如く、突発的なガイハ母の一言。
いくら子ども心を持った母とは言え、一応50歳。
50代の『ものすごい』は、ガイハさんのそれよりもずっと重たい意味を持つはず。
いったい、どれ程の計画なのでしょう!?
母『いかにも金持ちが乗っていそうなフェラーリに、こっそり紅葉マークを貼ってやるのよっ。どう?このイタズラ。車に戻った時のドライバーの顔が見てみたいわ、うふふふ。』
…
…。
仮にも、ガイハさんより25年も多く生きている人間の、思い付く"ものすごい"イタズラが高齢者マーク。
あぁ…小さい!
なんて小さいんだマイマザー!
親ならもっと大きな事を言って欲しかった!
あぁ情けない…!
そして、いったい何の為のイタズラなのでしょう。
憎いのか。
金持ちの象徴が憎いのかっ。
苦々しい表情で紅葉マークを剥がす金持ちを、そっと物影から眺めるだけで満足出来てしまうのかっ!
そもそも、傷を付けたという事であれば立派な器物破壊罪ですが、自由に取り外し可能なシールを貼っただけでは、罪に当たるのかすらわかりません。
保険だって下りやしない!
母『ねぇどう?うふふふ。』
楽しそうなガイハ母。
G『あぁ…それなら初心者マークのほうが良いんじゃない…うん。』
適当に答える息子。
母『それも良いわね。初心者がフェラーリ…うふふふ。』
そう言い残し、母は那須へとひとり旅立ちました。
1週間も。
かれこれ数年間、年に2ー3度『那須ひとり旅』に出掛けていますが、1度も誘われた事はありません。
いつでも断る準備は出来ているのにっ!!
というより、未だに親子ふたりの旅行すら無し。
おそらく、息子に見られると都合の悪いイタズラを、ひとりこっそりと実行しているからに違いありません!
駐車場の車に紅葉マーク。
宿の門扉に『耐震偽装』の貼紙。
そして何食わぬ顔で帰って来るのでしょう!
皆さんごめんなさい。
とりあえずお詫びしておきます。
そんな母を尻目に、ガイハさんも大人しく伊東に出掛けてきます。
先日お話した通り、何もしない予定なんで、書く事も何もないでしょうね。
決してイタズラをしに行くわけではないので。あしからず。
ちなみに、ガイハ母の最近のお気に入りの芸人はハイキングウォーキングだそうです。
ミラクルカンフーアクション!