疾走の美学。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

ゴールデンウイーク終わって数日、早くも夏バテになってしまった今日この頃、扇風機の前でガリガリ君かじってますか?
暑さに弱いガイハさん、25度で既に無気力。
はたしてこんな調子で、夏にはいったいどうなってしまうのでしょう。
陽の光を浴びれば心が臨終、ドラキュラ状態。
何を聞かれても『あぁ…』『無理…』の繰り返し。
そんな抜け殻ガイハを見たいですか?
見たくはないですよね?
というわけで、これから待ち合わせは日没以後でお願いします。


・犯人の男はひげ面、ガーターベルトにブーツ、パンティ姿 女性ドライバーの目前に飛び出す事件が頻発
女性用下着を着用、ガーターベルトに黒いハイヒールブーツのひげ面男が、車を運転している女性ドライバーの目前に飛び出す事件が発生している。
昨年の春以降、同様の報告が6件続いており、警察はこの男の行方を追っている。
最近の報告は、先週の日曜日のことで、現場はスタンディッシュ・バクストン周辺の地域だった。
マーク・ディオン保安官は「まぁ着ている服だけでは"犯罪"にはならないですけどね。でも一人で運転している女性の目前を飛び出すというのは、無視できませんね」とコメントしている。
男を目撃した女性たちは皆、急ハンドルを切って避けたと話している。
【エキサイトニュース】


さすがエンターテイメントの本場アメリカ、なかなか勇気のあるスタント行為ですね。
やはりこのかた、『その胸毛はセクハラ!』『いやいや表情が卑猥!』と散々揶揄された蘇民祭のおっさんような肉弾的胸毛男子だったのでしょうか。
2月のメイン州の平均気温は-4.4度の寒空の下、全身サブイボで『俺の生き様を見てくれ!!』とばかりに裸舞ing勇。
鈴木嘉和(※1)氏以上に魂を懸けていたに違いありません。


それにしても、どんなに目立つ格好で飛び出しても、ドライバーの目に映るのは、ほんのわずか一瞬の姿。
残念ながら小心者のガイハさんには理解する事が出来ないのですが、自己掲示欲の強いかたというのは、"見せる"なら全てを"魅せ"、同時に相手の反応を見たいものなんじゃないでしょうか。

ところがこの場合、その欲求が満たされません。
それとも、一瞬の驚きに興奮を覚えるのか。
つまり瞬間の美学。

満たされれば轢かれ散ってもいいっ!!
今こそ漢を魅せる時!

双眼鏡で女性が乗っていそうな車をチェックし、発見と同時にスタンバイ。
もたもたしてると行ってしまうっ!
そして自慢の脚力でダッシュ!!

あぁ!!ハイヒールが溝に!
バタン。
ガーターベルト姿でピクピク。

『あぁ…いっそ轢いてくれ…。』

無残ですね。憐れ。
今もどこのハイウェイを走り続けてるのでしょうか。


そういえば先日、代々木駅近くで似たようなかたを見かけました。

裸にベスト、黒のエナメルホットパンツのHGルック(※2)の青年が、銀行から"か細い悲鳴"をあげながらロータリーに向かって猛然とダッシュ。
そのまま駅の奥へと消えていきました。

やはりこれも美学だったのか。
『今更HG?』と思わせてしまうのも美学だったのかっ!?

ただ1つ残念だったのが、胸毛男子ではなく、前髪の邪魔そうなA-boy
コスプレか罰ゲームかは定かではありませんが、そのまま二次元に飛び込んでしまいそうで、その事だけが気掛かりでなりません。ふぉぅー。


※1…通称『風船おじさん』。長いファンタジーの末、消息不明。

※2…ブームの際に、東急ハンズで衣装を着て腰を振っていた店員や、宴会で『Say!Say!』していたおっさん達は今頃SM女王ルックでご活躍されてるのか気になるところです。