【antipasto】真実はマグの中へ。 | ガイハ日記。

ガイハ日記。

ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

イタリアで30代の男性が、電車で向かいに座っていた女性(55)を見つめ過ぎたとして禁固10日間、40ユーロの有罪判決を言い渡された今日この頃、皆さん物影から視線感じてませんか?
年の差から考えて、ラブ光線ではないのは明白。
おそらくガイハさんと同じように人間観察をしていただけに違いありません。
という事は、車内や待ち合わせでのガイハさんはいつでも逮捕される心配があるという事。
もし何かあったら力を貸して下さい。
『ガイハさんは日記のネタを探しているだけなんです!』と。


久しぶりにBenBen&ぴっぴの"半サラバサラ"で呑み。
エイプリルフールに騙され(※1)、"最後"を覚悟していた今宵の晩餐、嘘だとわかった後も若干の悔しさは消えず、もやもやした気持ちを引きずったまま新宿へ。

いつもの"お宿"で乾杯を済ますと、ぴっぴが一言。

ぴ『悪い。今日の飲み代貸して欲しいんだよね。』

この人は何をしに来たのでしょう。
最初の挨拶がマニー。

理由を尋ねると

ぴ『農協のカードで引きだせる所が無くてさ。』

預金先が、銀行ではなく農協。
全国農業共同組合連合会、略して農協。
"大都会"新宿で現金をおろせない農協。

いったいいつどこで使えというのでしょう!

結局、BenBenが貸す事に。


がいは。


ぴ『この前は悲惨だったよね。』

そう、ここは3月に忌ま忌ましい大惨事(※2)が起きた現場。
まこっさんのバースデイお祝いを始めてから、タクシーで怒鳴られるまでの全ての記憶が何物かによって奪いさられたままでいます。

G『…あの日、いったい何が起きてたの…?』

恐る恐る聞くガイハさん。

すると、
ぴ『いやぁ、それはそれはすごかったよ。もう大爆笑。もう素晴らしいくらいに綺麗に…』

G『!!』



…。

ひとり落ち込むガイハさん。
このままゴビ砂漠に埋もれてしまいたい。
あぁいっそ無かった事に…!!

ぴ『それにしても、ジャガルタ行きの話には本気で驚いたよ。』

それは、BenBenにつかれた嘘に悔しくて、腹いせについた"誰も騙せなかった"嘘
まんまと引っ掛かった人がいました。
安堵。


はんさらばさら。


こうして発覚した"騙しのトライアングル"の中で2時間飲み放題を楽しみ、席を立とうとした時、BenBenが思わず耳を疑うような一言を言い放ちました。

B『そういえば、今から家で料理作って貰うからねー。』

何を言ってるのでしょう?
いくら控え酒とは言え、ほろ酔いのガイハさん。
ただでさえ、アウェーのキッチンで、まともな料理等出来るはずがありません!

B『ちなみに、ひとりゲストが来るんだけど、ものすごく味に厳しいから。パスタ得意みたいだし。まっよろしく!』

よりによって美食家。
全く何の準備もない状況で、どう立ち向かえといいのでしょう!?

G『そんな大事な事、わかってたら最初から言っておくれよ…。』

B『うっしゃっしゃ悪い悪い、忘れてた。大丈夫!俺も作っから。ってわけで、これから料理対決しましょー。まぁまぁ気軽に。』

急遽決まった真夜中の"料理の鉄人"。

よし、こうなればぴっぴも巻き添いに…

ぴ『じゃあ俺はひたすら食べる感じで!』

…。



しんせつに。



※1…詳しくは4月6日『毒を飲む男』参照。

※2…詳しくは3月17日『ふがいないよわ』参照。


【次回予告】
料理対決を前に、スーパーに向かった"半サラバサラ+1"。
メニューに頭を悩ませるガイハさんに対し、BenBenは意外な行動に…。