鞄の中を整理していたら、内ポケットから透明の袋に入ったローズマリが発見された今日この頃、皆さん壊れたボールペンやビタミン剤持ち歩いてますか?
またもや見つかった"疑わしきもの"。
今回は乾燥草、職務質問に遭ってしまったら、どう頑張っても弁明しようがありません。
『とりあえず臭いを…!』
説得虚しく連行されるガイハさん。
『じゃがいものローストに合うんだ!』
『育毛効果や血行促進作用もあるんだ!違うんだー!あー!きゃー!ボクはやってない!!』
…今度ばかりは自宅にしまっておこうと思います。
『おばあちゃんが遊びに来るから、暫く帰って来ないでね。』
3週間前、笑顔で言われた一言。
おばあちゃんとは、祖母の事ではなく、豊橋に住む曾祖母の事。
どうやら、曾孫の存在が"無かった事"となっている様で帰宅禁止令が出されました。
実際は年長者ばかりで、負担が大きくなるので"邪魔"というのが本当のところだったわけですが、そんなこんなで、久方ぶりの母との再会。
幼少期に何度か訪れた(らしい)『五代目 野田岩』という、江戸時代から160年近く続く老舗の鰻屋へ行きました。
顔を合わせて早々
母『この前はガイハ日記でBON JOVIの話題を出してくれてありがとうーっ!リッチーが出てきた時は思わず「キャーー!」って叫びたくなったわっ!』
やたら嬉しそうな母親を前に、唐突過ぎて何の事だからさっぱりわからないガイハさん。
書くだけ書いて読み返してなんかないし。
母親がハイになればなる程、地に落ちていく息子。
シーソーのガイハ親子。
G『あぁ…エレベーターの?(※1)』
母『そうよっ本当にリッチーが反町の隣でギター弾いてたなんて信じられないわっ!』
ちゃっかり毎日読んでいるガイハ母。
下手な事は書けたものじゃありません。
船場吉兆の息子や和泉元彌なら同情してくれるでしょうか。
まぁそうは言っても、遠慮なく書かせて貰って、後は知らんぷり。
G『元気そうだった?』
"今回がもう最後になるかも知れない"と聞いてから早10年、もしかしたら不死身なのかもと密かに思いつつも、それでも耳が遠かったり腰が曲がっていたりと不安が無いと言えば嘘になるというもの。
母『それが…』
息を飲むガイハさん。
まっまさか…
母『もうっすごかったのよ!浅草ではしゃいだり、買い物に夢中になったり…朝ご飯だって誰よりも食べるのよ!ずっとしゃべりっぱなしで…1番パワフルだったわ!』
…
…。
恩年97歳。
もしかしたら、ガイハさんよりもずっとずっと元気なのかも知れません。
わしゃ背中も痛い、腰も痛い。ついでに頭も痛けりゃ心も痛い!
72も違うのにっ!!
自分に合掌。
あぁ偉大なグレイトグランドマザー。
来年も再来年も"これが最後"だとファイナルファンタジーが如くお越しくださいませ。
三ツ星の天然うなぎを食した後、実家へ。
『東京の階段』や『劇場版 相棒』、Jリーグについて熱く語らう親子。
話題がおっさんレベル。
それもまた親子。
そんなガイハ母はB型のさそり座の女。
母も強し。
※1…詳しくは4月11日『まいたたたないと』参照。
