シャンプーを詰め替えた翌日に、何者かにボトルごと破壊されていた今日この頃、皆さん円盤形のハット着用してますか?
髪を洗おうと浴室に入ると無惨にバラバラになった元ボトルと、固まった白い液体が排水溝を塞いでいました。
間違いなく犯人は猫たち。
しかし今はそんな事よりも髪を洗う事のほうが重要。
シャンプーは一滴も残されていません!
仕方なくボディーソープで…
頭から香るふどう臭、そして不自然な重み。
猫たちによる心理的軟禁。
次は顔や首あたりが危ないかも知れません。
『いい加減ソフトバンクにしたら?』
『いや、まだVodafone使い続けるよ。どうせ壊れたって困らないし。』
昨日、友人との会話の一コマ。
自動圏外機能はより進化し、メールすら満足に送受信する事も出来なくなったマイ携帯(※1)。
それでもガイハさんは誓いました。
“3代目けがれなき壊れ屋(※2)”として、ある時は“全国白い犬からVodafoneを救う会”会長として、時代に背を向け生きていくと。
*****
高校1年の桜の花舞い散る頃、ガイハ15はサッカー部に入部しました。
ある日、先輩に命ぜられ、校外の自動販売機に缶コーヒーを買いに行く事に。
右手に財布と携帯を握り締め、マックスコーヒーを購入。
急いで戻ろうとすると、学ラン姿のヤンキー達に取り囲まれました。
『坊っちゃん良い子だ金出しな?』
お駄賃をねだられ動揺。
1対7では勝ち目がないっ!
それに急いで先輩にコーヒーを届けなくてはっ!
一瞬の隙を突き、猛然と駆け出すガイハ15。
なんとか無事に正門を抜ける事に成功しました。
コーヒーは守った!これで無事、先輩に…。
ところが、ある異変に気が付きました。
携帯がないっ!
もしや逃げる途中で…。
門の外ではヤンキー達が早く来いとばかりに手を拱いています。
あぁ携帯…
あぁ先輩にマックス…
あぁ…。
*****
with the light out‐!
it's less dangerous‐!
携帯のアラームでお目覚め。
不快な夢に悶々としながら、目覚ましを止めようとするガイハさん。
ところが反応がない“真っ黒”な携帯。
もしやっ!?
電池パックを入れ直し、何度もボタンを押すもののうんともすんとも言いません。
ついに臨終。
目覚めのアラームは別れのレクイエムでした。
おかげで携帯から日記が書けません。
すごい不便。
ものすごい不便。
書く気が失せる程困ってます。
『壊れたって困らないし。』
ごめんなさい、嘘吐きました。
どうしようもなく困ってます。
ついに白い犬に屈さなければならない時がやって来てしまった様です。
もしくはガイハ日記を諦めるかっ!?
とりあえず夜にでも、戦場に向かう気持ちでソフトバンクを訪れたいと思います。
何かあった際には猫たちの事はお願い致します。
むしろ日記を代わりに書いて下さい。
あでゅー。
※1…詳しくは3月22日『ワンミストコール』参照。
※2…いつの間にか役者に転身した松本キックはお元気でしょうか。