【第4話】『千』と千条の滝探し。 | ガイハ日記。

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朝起きたら顔の左側だけ酷くむくんでいた今日この頃、皆さんアンパンマンになってますか?
通常、人の顔は左右対象で無いと言うけれど、これではまるで顔面ピカソ。
最後に行き着く先は"三つ顔"の阿修羅か。
そのために頑張って…
ってガイハさんはどこを目指したいんでしょうか。
でも阿修羅さんも何かと大変ですよね。
寝返りがうてないですもの。
血糖値のバランスが気になるところです。



お腹も満たされたので、次なる目的地成川美術館へ。



樹齢3000年。


インド絵画を中国人と鑑賞。
えっ!?
いつの間にか隣に!


開けドアー
涙 流れてもー
溢れ出てもー アジア!!


背後では、演説好きの老人が絵について何やら知識をひけらかしていました。
画家の代表作で、これを見る度に心表れるそうな。


通販の如く、連れの者達は皆一様に『へぇ』『まぁ』。
ガイハさんも『ニャー』。


言ってみただけ。

ふと解説を見ると

『初公開作品』。


嘘付き。


続いて恩賜箱根公園を散歩。
雪道で2回スリッピング&フォーリング。



樹海もどき。


展望台ではA-Boysが三脚付きのカメラで記念撮影をしていました。
新たな萌スポットか。
恩賜萌、湖萌、ネッシーが出ちゃうぞ萌。
うん、わからへん。



あいす。


バスに乗り、宿のある小涌谷へ。
ユネッサン前で降り、地図を見ながら30分近くひたすら登り。


ところが辺りは山ばかり、それらしき建物は見当たりません。
いい加減不安になったので来た道を戻り、人に聞くと全く違う方角。
地図の読めないガイハさん、高低すらもわからず。
3Dって難しいのね。


それでもまだチェックインまで時間があったので、近くにある千条(ちすじ)の滝を観に行く事に。


滝と言えば昨年の軽井沢、『凍ってる滝が観たい!』と意気込み、1日3本のバスに乗って白糸の滝に向かうものの、そこに存在したのはごく普通の流れる滝。
傍には『こんなん出ましたけど(※1)』とばかりに『滝が凍らないので作ってみました』の貼紙と共に人工の氷柱。
おまけに圏外でタクシーも呼べず、危うく雪だるまになりかけました。


が、今回は『千』条の滝。
千という響きからして、風になったり夜を越えたり、ナイフが胸を刺すくらいですから、壮大な滝である事は容易に想像がつくってものじゃありませんか!
おそらく一部マニアからは日本のナイアガラ等と呼ばれてるに違いありません。


『千』のロマンに胸をときめかせ、重たい足を引きずりながら滝のある方へ。


ところがどこを探しても見つからない滝とロマン。


千条。


目の前にはちょろちょろと崖から流れる僅かな涌き水が落ちるのみ。


まさか…
いやいやまさかね…


『勢いや迫力ではなく、この滝の魅力である岩盤に千条の白糸を垂らしたような静けさから千条の滝と名付けられました』。


Nooooーー!
ガンダムッ!


違う!ガッテム!!


※1…1989年流行語大衆賞。"白蛇霊媒師"泉アツノが、占いの結果を発表する際の台詞。
にしても白蛇霊媒師って全国にどれくらい存在するのか、故人となってしまった今では不明。会員制なんでしょうか。



Q。

オバQ降臨。


【次回予告】
体も裸になれば心も裸になる露天風呂で様々な物語を耳にする。
人々のドラマ、シナリオはいつも…。