【第3話】タマリンドジャンキー。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

パジャマ姿でセールスドライバーから荷物を受け取った瞬間に、ジャージーのパンツがずり下がった今日この頃、皆さん自宅で蘇民祭ですか?
あわてて左手で抑え『見ないでエッチ』状態。
僅かに見える真っ赤なトランクス。
持ち上げるのも気まずいので抑えたまま『ありがとうございます』。
別にサービスじゃなくってよ。
これが若い女性相手だったら公然わいせつでしょうか。
ガイハさんのように裸に自信の無いかたは、『紐』にはご注意下さい。



バスに乗りユートピアへ。
つまり桃源郷
Just like that シャングリラ?
No!理想も売店もNothing!桃すら枯木。


遊覧船に乗る為に、湖尻まで雪道散歩。

背後に雪山、目の前に芦ノ湖、PVに最高のロケーション。
抑えられない衝動。


あぁ…。


熱唱。
そして動き控え目"大人の"エアライブ。雪道で足元ふらふら、腰引き気味。

誰にも伝わらないロマン、自己満足と自己懐疑の間(はざま)を泳ぎながら港に到着。



出航。


チケットを買おうと受付に向かうと、白い煙を上げ陸を離れていく"あしのこ丸"が見えました。

案内板には『出港まで1時間』の文字。
頭を過ぎるエアライブ。


『なぜあんな無駄な時間を…。』


頭の中の"ミッチー"が囁いた気がしました。


仕方なく待合室で読書タイム。
ひとり爆笑してると、観光客に不審な目で見られました。
ええ不審ですとも。
開き直る疑いのガイハ。


1時間後ようやく乗船。
小腹が減ったので、明らかにお腹に悪そうなタマリンド色素がたっぷりのミニコーラを食べる事に。
プラスチックのキャップをこじ開け5ー6粒戴き。

コーラのようなラムネのような…千葉県民なのかこりん星人のか、もはやどこを目指してるのかわからない近頃の小倉優子的な曖昧な後味。


飽きてきたので蓋を閉め…

閉まりません。

プラスチックのプルトップ型のキャップに騙された!
オリオン(株)にはめられた!
一気に食べ切ってしまう他ありません。


芦ノ湖に聳え立つ箱根神社をバックに、薬物依存のジャンキー如く大量のタマリンド色の粒を流し込むガイハさん。


はぁはぁ…世界が七色。
はぁはぁ…空気の音がフランジャー。

危ない危ない。


ミニコーラ中毒のまま、元箱根で降り、アクアパッツァテラスへ。
またもや料理本でお世話になっている日高シェフのレストラン。
目線が主婦。マダムガイハ。



サラダ。


ワインをオーダー。

そういえば、小学生の頃は昼間から酒なんぞ呑むやつなんざアル中のオッサンだと軽蔑ました。
ごめんなさい10歳の君。
15年後の君はワイングラス片手に芦ノ湖眺めてるおっさんです。だっふんだ。どうか叩かないで!



乾杯。


いやっこれが外国なら許されるはず!
よしっ気分だけアドリア海!
気分だけカンツォーネ!


ふにくりぃふにくらぁ~~~。

あたくし音痴。




ピッツァ。


【次回予告】
『千』の期待に胸とどらかせ、向かった先で待っていたのは…。
蘇る軽井沢の悲劇!?