雪で地が滑るとわかっていながらも、ものの見事に2回も滑ってしまった今日この頃、皆さん氷上でヘッドスライディングですか?
誰もがわかりきっているシチュエーションでわかりきったリアクションを取ってしまうガイハさん。
バナナを目の前にした芸人と同じ心境。
皆が求めているオチに答えなければならない!!
それこそが王道!!
…なんてただ滑っただけですよね。ええ。
ガイハ日記もこのまま快調に滑り通したいと思います。
早朝からパチンコ屋に並んでそうな田代まーしの似のおじさんと、誰が見てもA-boyな青年が並んで職務質問に遭っていました。
共謀で痴漢行為でも働いたのか、はたまた警官の趣味での異種取調べか。
荷物の中をくまなく調べる警官二人。
ズラっぽい田代。
『"頭のもの"も外して。』
言ってしまったのか、真相は闇の中ですが、そこまでの権限はあるのでしょうか!?
思い起こせば5年前、金髪・眉無し口ピアス、社会に、人に、自分に背を向け個性を履き違えていたガイハさんは毎週のように呼び止められていました。
朝の新宿、いつもの警官。
いい加減、顔くらい覚えて…
警『キミ、チョットダケイイカナ?チョットダケヨ。』
もう少しだけ厳しい言い方で、所持品検査。
通勤・通学のサラリーマンや女子高生は犯罪者を見るような目付きで通り過ぎていきます。
ちっちがうガイハさんは…
警『ナニモナイネ?イッテイイヨ。』
遊び飽きた玩具のように捨てられるガイハさん。
もう少しお手柔らかに…
その1週間後、今度は渋谷の歩道橋で背後から肩を叩かれ、振り返ると6人に取り囲まれていました。
公衆の面前で公務という名の集団リンチ。
二人は言わば"おとり"の会話係、残り4人がまるで宝を探すように財布の中から鞄の内ポケットの中まで漁り始めました。
すると
警『ナンダコレハ!?』
手に持っといたのは蟹缶!
戴きものの北国の幸!!
食糧難のガイハ20にとって貴重な命の源!!
これだけは渡すわけにはいきません!!
G『それはただの蟹缶!決して怪しいものじゃありません!ただの缶ですから!早く返して頂戴なっ!!』
必死な態度に疑いを強める警官達。
G『ちっ違う…これは立派な食料なんだ!!』
はじめて"正義"の仮面を被った悪魔に牙を向ける時がやってきました!
迫るポリスー 地獄の軍団
ガイハをねらう 黒い影
世界の平和を 守るため
ゴーゴー・レッツゴー 輝くマーク
ガイハー『ジャンプ!』
ガイハー『キック!』
仮面ガイハー 仮面ガイダー
かえせー かえせー
…なんてわけにも行かず、"大人しく"話し合う事になったとさ。
今では職務質問どころか相手にもされないガイハさん。
所詮見た目なんですね。