目が覚めたら、昨夜23時以降の記憶がぽっかりと抜け落ちていた今日この頃、皆さん記憶のカケラ拾い集めてますか?
記憶喪失と共に、充電の切れた開いたままの携帯が背中に引かれ、左足がつっていました。
何やら事件の匂い。
ガイハさんの携帯と足を狙った新手のテロかもしれません。
やはり晩御飯に1杯盛られたのか。
確か昨日は、シャンパンを開け…その後カクテルを…。
ええ、美味しかったんですよシャンパンが。
飲みましたよたくさん。
これから忘年会のシーズン、携帯と左足にお気をつけ下さい。
今夜くすぶり続けてる お前のそいつに 火を付ける
BURN BURN BURN IT!
退屈すぎて変わらない この世界中 今夜すべて燃やせ燃やせ
BURN BURN
もっと血がたぎるくらい
J【PYROMANIA】
U田さんが取り出したのは、10年前の房総での校外研修で撮られた1枚の写真。
どこかによじ登り、裸にシャツを羽織り中指を立てるガイハさんに、ホストのようなU田さん。
…。
…。
…酷い…。
でも…
今とやってる事のレベルが変わってない…。
10年経っても、何ら成長を遂げていない二人。
G『この時と比べて何か変わったかな…?』
U『高校の時は写真で笑わなかったよね。』
G『今じゃ変顔ばっかりだよね。』
『…。』
『…。』
…退化してる!?
U『…あとは老けたよね。』
G『やってる事は変わらないけど。』
『…。』
『…。』
U『…そうそう!こんな物もあるんだよね!』
そう言って、机に置かれたのは”はがきだった”面影が微かに残る炙り紙。
!!
ライターで炙られ焦げた紙に、真っ赤な文字で戦慄の新年の挨拶、差出人は『桜地獄』、黒く塗り潰された年賀状くじ番号。
そして不安げに書かれた『ちゃんととどけてください』の願い。
…そう、高校時代にガイハさんが送った年賀状。製作時間30分。芸術の冒涜。
すっかり忘れてました。
U『これさ、親がポストから出して、新年早々から不幸の手紙送りつけてくるってあんたいったいどんな友達と付き合ってるの!?って怒られたんだよねぇ。』
心幼き16歳、実家に年賀状を送れば、真っ先にポストを開けるのは親だって事など推測する事もできませんでした。
当時は常識知らずの子ども、現在はコドナ、成長したのかっ!?それとも過去が幼な過ぎただけなのかっ!?
G『色々あったけど、今日は最高の1日だったよね。』
U『1度きりの旅にしちゃうのはもったいないわ。』
G『次は来年の11月とか?』
U『じゃあ伊豆ね。』
2ndツアー決定。
毎年恒例の行事になるのか!?なってしまうのかっ!?
G『とにかく疲れたよね。今日はお開きにしますか。』
消灯23時前。
お子様でした。
【次回予告】
宿に別れを告げ、電車に乗った途端に神降臨!?
その正体をとは!?

