限度を越えた薄着のおばさんをみる度に、”見たくないものを見せられる”やるせなさについて考えさせられる今日この頃、皆さん裸にシースルーのコートですか?
恥じらいや羞恥心といったものは加齢臭とともに気にならなくなってしまうのでしょうか。
やはりここは、『目に毒基準』を設けて視覚罪を制定してほしいものです。
もしかしたら家から一歩も出られない人が出てくるかもしれません。ガイハさんも?え。
【あらすじ】
兵との闘いに見事打ち勝ったガイハさん。
振り返る事になく『武士の里美術館』を跡にしたのだった。
明治・洋館マニアのガイハさん(ex※セバスチャン)が次に向かうは『富士屋ホテル』。
兵との闘いに見事打ち勝ったガイハさん。
振り返る事になく『武士の里美術館』を跡にしたのだった。
明治・洋館マニアのガイハさん(ex※セバスチャン)が次に向かうは『富士屋ホテル』。
高級感漂う館内。
紳士淑女の社交場。
心の中でシルクハット姿のセバスチャンが蘇がえったように『鹿鳴館』と叫んだ…気がしました。
それでも端から見れば場違いの容姿、冷ややかな視線感じます。
思わず隅っこを歩いてしまうガイハさん。気分はロマサガ。
ここで、何か下手な動きをすれば袋叩きにされるかもしれません。
いや、もしかたら秘密の地下室に連れて行かれ、牢獄のような場所で白骨化するまで閉じ込められるかもしれません!
恐ろしい!なんと恐ろしいんだ富士屋ホテル!!
そう考えると明治時代から残されている理由もわかります。
残されてるんじゃない。取り壊すが出来ないのだと。
そんな”まさか”があるかどうかは別としても油断はできません。
そんな事を考えていたら、緊張で喉が渇いてきたのでティータイム。
一歩間違えば飛んで火に入る夏の虫、勇気を出してラウンジへ。
『サンドイッチ2000円。』
!!
驚愕し、慌てふためくガイハさんに向けられる『おひとり様』の視線。
・・・敗北者は静かに去ることにしました…。
半ば追い出された形で、向かいにある『カフェ・ド・モトナミ』に。
バスの待合室をヨーロッパ風に改装したかわいらしい造り。
昔懐かしい味ならわかりますが、
dejavuとは『一度も経験した事がないのに、どこかで経験した事のように感じる』という意味。
つまり懐かしいのではなく、懐かしいっぽい感じ。
とっても曖昧な感じがします。
サイゼリヤのピザを食べてイタリアを思い出す位に。違うか。それは違うか!?
そんな事では、ネガティブが笑ってしまう!
実際は寒天りソフトクリームと小豆にHot豆乳をかけたパフェ。
いったいこのパフェのどこに既視感を感じると言うのでしょうか。
そもそも夢でパフェが出てきた事などありません。
これは食べるしかないのでしょうか!?
店員も、当然のように”当店自慢”を頼むだろうとスタンバイをしています。
やはり試すしか…
ゴクン。
パフェ・・・。
『すみません・・・ダージリンティーを・・・。』
甘いもの好きのガイハさん。
タルト好きのガイハさん。
実はパフェだけは食べられないのでした。
迷ったふりをしておきながら。
※ガイハさんの前世。フランス生まれの横濱人。




