漂流サンセット。 | ガイハ日記。

ガイハ日記。

ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

ここ3日間、プライベートな会話を猫達としかしていない今日この頃、皆さん携帯の着信履歴は埋まってますか?
友達からの連絡もなく、そろそろ独り言がうわ言に変化する予感。
その前に電話でもいようと思います。赤の他人に。
こうやって現代の犯罪が増えていくのでしょうね。
そんな大それた事は出来ないので、自動音声にしました。eプラスの。

【あらすじ】
富士屋ホテルでは珈琲一敗飲めず、デジャブすら感じる事の出来なかったガイハさん。
行き当たりばったりの箱根ひとり旅も、いよいよ終わりを迎えようとしていた。

表向きの名目であった、ばあちゃんの誕生日プレゼントを買うために箱根湯本に戻る事に。


みやのした。

登山鉄道に乗ると、窓から巨大な蜜蜂が入ってきました。

逃げ惑うおばさん達。
隅っこで怯えるガイハさん。

すると、ひとり勇敢な眼鏡の女子高生が立ち上がりました。

何をする?
やめろっ!やめるんだっ!
あっ危ないっ!キャー!


ひとり心で叫ぶガイハさん。

!!

突然、女子高生は手に持っていた傘を蜂に向かって叩きつけました。

逃げる蜂。
怯えるガイハさん。

確かに女子高生の目には『鬼』が宿っていました。


蜂が逃げていくと、何事もなかったのように鬼人から普通の女子高生に戻っていきました。

何も出来なかった…。
ガイハさんは立派な大人…。
立派な…
zzz…

蜂にも睡魔にも勝てませんでした。


湯本でお目覚め。半開きの口。

さっそくプレゼント探し。
ところが…

・ワサビ漬け…お土産じゃん。
・寄せ木細工…ベタ過ぎてユーモアの挟む余地すらありません。
・象の置物…何これ?
・キリンが逆立ちしたピアス…あなたが私にくれたもの?誰。


小田原に移動し、約2時間さ迷うものの、遊び心があって実用性の無いものが見つかりません。

惨敗。

プレゼントの名目が重くのしかかりました。


夕方になってしまったので、港町『早川』へ。
美味しい魚料理を食べるために、事前に調べていたお店に。

黄昏の港。

ところが
地図のないガイハさん。
黄昏の港町、同じような景色。気分は加山雄三。

またもや1時間以上の迷子。
電柱に攀じ登っている少年が笑っています。

朦朧とする意識、動かない足、そこにあるのは食欲だけでした。


ようやく発見。

さんま。


まぐほほ。

この場を借りてお詫びしますが、絶品料理に満足してしまったガイハさんにプレゼントを探す労力は残されていませんでした。


メニュー。


右手にワサビ漬けを持って帰宅。※

お帰り。

めでたしめでたし。

最後がアバウト? 強引?
疲れました。
まるで引き延ばし過ぎて穴だらけのピッツァ。
それはそう、かき集めても変わらないバーコードヘァーのような。

4日目あたりから後悔。 投げやりの末のカタストロフィ。
明日から現実に戻ります。

心のタイムマシンが壊れてなければ。


※東京で無事購入できました。