一人旅には鯵寿司が似合うと言っても過言ではないのだ! | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

本文が長いので前置きは省略メルコスールな今日この頃、皆さん旅行の話だけで充分でしょう?
駄目ですか?えっ?
よくわかりません。
そういうわけで巻いていきましょう。


さてさて、新宿駅に到着すると、さっそく小田急の売店で朝ごはんを物色。
お目当ては当然『鯵寿司』旅と言えば鯵寿司、これも昨日お話した験担ぎの一つです。


何故鯵寿司かって、江戸の頃、庶民が東海道を旅する事が一生に一度あるかないかの憧れだった時代に、安全を祈願して出発前に鯵寿司を食べていたという歴史があるからなんですよ。


嘘ですけど。今造りました。
そんな冗談はシーラ・ジョーダンとしてさて置き、鯵寿司を発見し購入しようとすると960円の表示!

『なんということでしょう!』

JRでは500円近い鯵寿司が小田急では960円もするのです!

一瞬頭の中で加藤みどり声が聞こえました。

ほぼ倍近い差!
こんな所でも弱者の行く手を阻む気なのでしょうか。

ここは直談判だっ!!

っとそんな勇気もなく、黙って財布から1000円札を取り出して万事休す。
ちっぽけな大人だっていいんだっ。

鯵でしょ鯵。

ロマンチックカー
に乗り、鯵寿司を食べようとすると、隣のほうから怒鳴り声が聞こえてきました。

男『(大声で、所々声を裏がえらせながら)ふざけんなよ!なんでピーナッツがねぇんだよっ!!』

出たなピーナッツ星人。年齢は20代後半、身長170㎝前後、小肥りの男が細君に怒りをぶつけてます。

妻『忘れちゃったのよ…売店で買えば…』
肥『(遮る様に)何言ってんだよ!(さらに裏がえった声で)おれは××産のピーナッツじゃなきゃ食わねぇんだよ!!』

なんて器が小さいのでしょうか。
そのくせ声はよく裏返る。目の前に食べ物っぽいものがあれば、なんでも食べられそうな腹をしてるのに。

妻『ごめんなさい。』
デ『チッ!(ほぼファルセット)せっかくの旅がお前のせいでダイナシティだ!!』

…台なしだったかもしれません。
この男、ぐちぐちぐちぐちぐちぐちぐちぐち同じ様な事を繰り返し言い続けました。

そう、それはテレビに出る度にシブカキ隊時代の、アイドルとの色恋を語るふっくんの様な、5分前に口にした話題をまた別の相手に話しだすおばさんの様な、壊れたテープレコーダーの如く不満は繰り返されました。


結局このおっさんは言う事だけ言って、ビールを呑んで寝てしまいました。

睡眠薬が入っていたのかもしれません。


その後、おっさんの鼻の穴の中に、大量のピーナッツが詰め込まれていたか否かはまた別の話・・・。


そういうわけで箱根湯本に着いたのでまた明日。



朝ガイハ。

それでは行ってきます。