年越し不幸自慢。 | ガイハ日記。

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ガイハワールドで日常と世間をえぐってます。

夜更けに近居のマンションの桜(敷地外)をカメラで撮影していたら、おっさんに怒鳴られた今日この頃、皆さん冤罪ですか?

外見に問題があるのか、日ごろの行いが悪いか何をしても不審者に見られるのかもしれません。

とりあえず体質改善から始めようと思います。


BENBENとの出会いから数ヶ月、似たような境遇だったこともあってもあって頻繁に彼の家に遊びに行ってました。

毎回鍋パーティ。鶏肉だけ持参して行きました。近所のスーパーで買えばいいのに。

遊びに行く度に赤い塔(赤い狐の器の積み重ね)が天井に向かって伸びていったくらい、BENBENもガイハもお互いに貧乏生活。

だから鍋に野菜が入ってるだけで高級料理に見えました。貧乏ってある意味幸せですね。

そういえば初めて彼の家に行った時、冷蔵庫をあけたらタバコが入ってました。冷やしタバコでしょうか。未だにわかりません。



その年、年越しも一緒に祝いました。

お互いにまさか男同士で過ごすことになるなんて思いもしなかったでしょう。


しかも何を血迷ったかカウントダウンと同時にBENBENは100均のピアス安全ピンを取り出しました。

3、2、1・・・年越しの喜びに浸るおれの隣で彼はピアスをあけました。二桁超えると何個目かもわかりません。

しかもかなり出血してました。全然安全じゃありません。

年越し早々不幸になりました。しかも自ら。


痛そうにしている彼を見ながらおれもある異変に気がつきました。

当時口にピアスをあけていたのですが、口の中のキャッチが見当たらなくなってしまったんです。

おかしいと思い鏡で確認しました。ありませんでした。


正確には唇の中に埋まっていました。おれのほうがもっと不幸でした。しかも唇は塞がってしまい取ることができません。

よりによって正月は後3日も続きます。病院にも行けないじゃないですか。

仕方が無いので次の日自宅で手術を決行しました。カッターを持って。

長い手術の結果、見事に手術は失敗しました。大量の出血と削れた肉・・・あまりにも凄惨過ぎる光景だったので書けません。正月から絶望。


結局、正月明けに病院に行ってプチ手術、麻酔とメスであっさり終わりました。

最初から素直にそうしておけばよかった・・・


今ではBENEBENもピアスも殆どしていません。

病んでる時ほど開けたくなるなるもんなんでしょうか。


ピアスで僅かに裂けた耳を見る度に、若気の至りを想うのでした。