終わりを知らない軽井沢日記、書いてるほうですら疲弊気味な今日このごろ、皆さんそろそろ飽きましたか?
今日が何日なのかもわからなくなってきました。
朝7時に起きる予定が偶然の巡り会わせが原因で朝食10分前に目覚めてしまいました。
目覚ましで起きれなかったの軽井沢マジックのせいでしょうか。
携帯は目覚ましの機能すら満足に果たしてくれません。
朝食は憎き宿敵「タマゴ」…誰が朝に卵を食べるって決めたのでしょう。
おれにとって朝からケンシロウに「お前はすでに死んでいる。」と吐き捨てられながらエッグチョップを喰らうよりもヘビーです。
卵を見た瞬間に、表情は強張り、魂は抜け、顔が劇画タッチになります。
そういう訳で丁重に残しました…ごめんなさい、人間には越えられない限界もあるんですよね。
食後、早々と支度をして野鳥の森へ向かいました。
響きからしてワイルド、コンドルやハヤブサ、鳥人間すら棲息してることでしょう。
そんな妄想の一人歩きは森に入った瞬間に現実の渦へと飲まれていきました。
季節は真冬、丸裸の木、どこに鳥がいれるのでしょう。簡単なミステイクでした。
鳥なんかいません…おぉ鳥バード!
人生は喜びに満ちた悲劇なんです。
仕方がないので中軽井沢駅まで2キロ以上歩きました。
すると1時間に1本のバスがウェルカムしてます。
おれは迷わず駆け出しました、するとそこに1枚のポスター…そこには
田嶋陽子、歌とトークショー
…
…
歌!?
社民党だった田嶋陽子、英文学者でフェミニストなT嶋陽子、テレビタックルで三宅久之とバトルする田嶋Y子 、実ははイ・ビョンホンファンの田嶋Yoko、そんな彼女がリサイタル、おれは衝撃と衝動で思わずシャッターを切りました。
程よい満足感。
するとどうでしょう、目の前のバスがいなくなってるじゃないですか!?
1時間に1本のバスは田嶋陽子によって神隠しに遭いました。人間よそ見は禁物ですね。
走り去ったバスを横目に、駅前で一人リサイタルでチャランポン・チー!
両方のベッドで寝ちゃいました。
モンスターが出てきそうです。
すべての元凶です。


