ザ カーズ | ビートルズやメンバーへのミュージシャンの発言集 The Beatles  影響 評価 

ビートルズやメンバーへのミュージシャンの発言集 The Beatles  影響 評価 

 ビートルズやビートルズのメンバーに対するミュージシャンの発言は今までたくさんありました 。おそらくこれから先もたくさん発言される事でしょう。ここはビートルズが与えた影響を記録していく場所です。

追記しました。

The Cars
リックオケイセック(ヴォーカル ギター ソングライター プロデューサー)


◎ビートルズは好きですか?



 もちろん。ジョンレノンは恰好良かったし、ポールマッカートニーの音楽は素晴らしいと思う。だけど、僕にとってビートルズは第二、第三の音楽だね。僕にとっての第一の音楽はベルベットアンダーグラウンドとカーペンターズなんだ。質問する相手を間違えてるよ。ベンジャミンオール、エリオットイーストン、グレッグホークスはビートルズフリークなんだ。

 

 

 

 ビニルディストリクト アーカイブインタビュー 2019

 

 

 明らかに、僕はたくさんのバンドを経験してきた。何年もかけて。カーズは、僕の5番目のバンドだった。どのバンドも学習体験だったよ。バンドを経験するごとにより良い曲を作ることができ、そのたびごとにより良いミュージシャンを手に入れることができた。ボストンで(グラウンド・ラウンド)として、ベンジャミンオールとプレーしていた時、僕はその事実が分かった。そのバンドはビジネスと楽曲が分かる人間のビッグな組み合わせのようだった。

 

 

 今までに作曲したバンドではどれも、それが基本的に僕がやりたかったことだった。僕は作詞作曲家が好きで、50年代ではバディホリー、リトルリチャード、ジーンヴィンセントといった人たちにずっと惹かれていた。60年代になると、もちろんビートルズを愛していたけど、ベルベット アンダーグラウンド、キャプテン ビーフハート、フランク ザッパも好きだった。そういう人達はストレートなポップスよりも面白かったよ。そういうことに興味があったんだ。僕が作った作品も同じようなバックグラウンドを持ち、より芸術的だった。僕が作ったものはすべて少し変わっていて、明らかに商業的ではなく、何か新しいものだった。多くのデモを作って来たけど、デモは素晴らしく、誰も聞いたことがないような新しいものばかりだった。

 


ザ カーズ の曲が比較的単純だったことが、人々にバンドを理解させたと思いますか?

 


 うん。そうだよ。カーズは間違いなくポップバンドで、僕はいつもいいポップソングが大好きだった。僕はいつも素晴らしい曲が好きで、それがカーペンターズかルー リードであるかは関係なかった。上手くできているもので、陳腐でないもので偽物でないものである限りはね。

 

リックさん

 

 

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=3dOx510kyOs

 

https://www.youtube.com/watch?v=KXpJ0bM5zbM

 

https://www.youtube.com/watch?v=XkSmLh2Hbi0

 

 

 

 

 

ベンジャミンオール(ヴォーカル ベース ソングライター)

 

 

             ベースプレイヤー  1993

 

 

◎ビートルズは好きですか?

 

 

 ワオ!!もちろんビートルズは大好きだよ。確かに僕はパンクも大好きだったけど、パンクは30歳の頃の音楽だった。ビートルズは16歳か17歳で(抱きしめたい)で出会ったんだ。その重要性の違いは分かるよね。

 

 

  ビートルズのおかげで音楽をやろうと思ったし、歌うこともベースを弾く事も覚えたんだ。本当に若い頃、僕は人前で歌うことを始めたんだ。すると友達が近づいて来て耳を傾けてくれた。僕も歌えるんだってわかってとても嬉しかったよ。

 

 

 ザ カーズとザ ビートルズには共通点があるんだ。歌うのがリズムギターとベースである事。エキセントリックな音楽をやっていた事。そしてポールマッカートニーも僕もベーシストの割には恰好良かった事さ(笑)

 

かっこいい

 

  

  ポールマッカートニーのベース演奏と演奏の構築方法からは大きな影響を受けた。それに、彼は演奏しながら歌っていた。ただ歌うだけでは無く彼の歌唱の水準で!その上、彼はほとんどネックを見なかった。当時、ボストンには出来損ないのポールマッカートニーがたくさんいたよ。だから、そういった連中と区別する為に僕は敢えてリッケンバッカ―を手放し、フェンダープレシジョンを買い、ピックで弾いたよ。

 

 

 

 

◎あなたのビートルズの一曲は?

 

 

 (オールマイラヴィング)。エドサリヴァンショーの一曲目だよ。あの時、自分が何をしていて、どう思ったのかをまだ覚えているよ。それはつまり、なぜ僕が今ここに居るのかという理由なんだ。

 

ベンジャミンさん

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=eo683EaXFEg

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

エリオットイーストン(リードギター)




   2020 ゴールドマイン 

 

 

〇人生を変えたアルバム

ザ ビートルズ  ミート ザ ビートルズ


これは間違いないものだ。1964年に子供だったなら、64年2月9日のエドサリバン出演と合わせて、『オズの魔法使い』で世界が白黒からテクニカラーになった瞬間であることを知っている。60年代が正式に始まったんだ。

 
ザ ビートルズ  Revolver
 

おそらく史上最高のポップアルバム。ジョージハリスンは、『ラバーソウル』と『Revolver』はほとんどパート1と2のように感じると常に言っていた。しかし、Rubber Soulはサイケデリアがほとんどないため、よりメロウなフォークロックに感じられた。Revolverは飽きないね。


ザ バンド ミュージック フロム ビッグピンク


  このアルバムとJohn Wesley Hardingは、67年のサイケデリックな二日酔いに対する解毒剤のようなものだった。クラプトンがヘビーなブルースロックからディレイニーやボニーと演奏するようになったこと、ビートルズの「ゲットバック」、CCR、フェアポートコンベンション、エルトンのタンブルウィード コネクション、ある意味ベガーズ バンケットなど、非常に多くの人がこのレコードが与えた影響力を示している。
 

キング カーティス『 エブリバディーズ トーキン』


 コーネルデュプリーのキングとの仕事を聴いて、グルーヴ、「ポケットの中」の演奏、テイスト、抑制について多くを学んだ。私が演奏する曲には、たいていコーネルが少し入っているんだ。それにキングカーティスのフレージングやチョイスは非の打ち所がない。At Fillmore East収録の「You Don't Love Me」の無伴奏セクションでのデュアンオールマンを聴いてみてくれ。あれがキングカーティスだよ。


マイク ブルームフィールド、アル クーパー、スティーブン スティルス、スーパーセッション

ブルームフィールドは私の男だった。シカゴブルースのスローな演奏をこれほどまでに聴かせた人はいなかったと思う。彼は細胞レベルにまで踏み込んでくるから、言葉では言い表せないほど大きいんだ。みんな忘れているけど、クラプトンと肩を並べるギターヒーローだった時代もあるんだよ、クラプトンも彼を愛していて、実は相互扶助の関係だった。また、郊外に住むユダヤ系のぽっちゃりしたギタリストがかっこよくなれる可能性を教えてくれたのも彼だった。

 
ザ バーズ スウィートハート オブ ザ ロデオ


私はすでにカントリーミュージックが大好きで、父がいつもマーティ ロビンスを演奏していました。しかし、この曲は、子供にとって、田舎者、白い靴下、ブルーリボン・ビールの歌よりもずっとヒッピーなゾーンにカントリーを持ち込んだんだ。ここから、私はベーカーズフィールドとフェンダーテレキャスターの「チキンピッキング」スタイルに真っ向から飛び込んだ。

 
タジマハール ジャイアント ステップ

高校時代、この曲に合わせて演奏することで、多くのことを学んだ。ジェシー エド デイヴィスも私にとって大きなヒーローです。今このレコードを聴くと、私の演奏がジェシー エドの作品や『The Natch'l Blues』にどれだけ影響を受けているかがよくわかる。

 
ロイブキャナン セカンドアルバム


私のDNAに刻み込まれたもう一つのレコード。ロイはそれまで聴いたことのないようなことをテレキャスターでやっていたが、一度聴くと、つまったハーモニクス、ペダル スティールのリックなど、そういったものをいつも聴くようになるんだ。

 


ローリングストーンズ『ベガーズバンケット』


ストーンズのアルバムの中で一番好きなアルバムだ。ジミーミラー時代は彼らのクリエイティブな最高峰でこのアルバムではアコースティックギターがレスポールをマーシャルに通したような猛烈なロックサウンドを奏でている。このアルバムとLet It BleedとYa Ya'sの間で、ストーンズはクリエイティブなピークを迎えている。

 

 

グレイトフル デッド  ライブデッド


理解できるかできないかどちらかだ。ザ デッドはFacebookのようなもので、どんな話題でもわめき散らして誰かの意見を変えたことはない。お前はそこにいなければならなかったんだ。




◎ビートルズで誰が一番好きですか?


  ジョージハリソンだよ。ずっとね。

 

 

 

          guitar world 2011



 ビートルズがエドサリヴァンショーに出演した時 、僕は10歳で、もう小さなギターを持ってたんだが、ジョージハリスンが脇に立ってギターを弾いてる姿を見て、多感だった僕は、リードギタリストのあるべき姿を見たんだよ。ああいう風になりたい、ああいう風にフィルやソロを弾きたいって思った。色んなソロやフックを学んだ。

 

 

 ビートルズの1960年代中頃の曲って、「Day Tripper」でも「Ticket to Ride」でも何でも、ギターのリックで始まって、それがコーラス部でまた出てくるだろ。そういうやりかたをね。



 僕が8歳か9歳頃、ビートルズが現れる前にはベンチャーズとかインストルメンタルなサーフバンドとか聞いてたよ。


 


 僕はギタリストにもかかわらず、ギターソロはそれほど重要ではないって思ってるんだ。それはビートルズが教えてくれたんだよ。僕は昔、良く友達に話してたんだ。(サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド)という楽曲では2つのギターソロがあって、そのどちらもポールマッカートニーが弾いていたって。つまり彼らが考えていたのは曲に合うギターソロが弾けるならばギタリストがギターを弾く必要がないって事なんだ。僕も何より大事なのは楽曲でギターソロは大して重要じゃないって思ってる。確かにこれからもたくさんの長いギターソロが演奏されるんだろうけど一体それを誰が覚えるんだ?。
 


 



グレッグホークス(キーボード シンセサイザー)


                2008
   
 ザ カーズはリックとベンの二人と僕らでは少し世代が違うんだよね。僕らをバンドとして繋げてくれたのはビートルズだった。

 



◎ビートルズ UKEではウクレレでビートルズをカヴァーしていますがポールマッカートニーの曲が多いですね。



 ビートルズは4人いてこそのバンドだと思うけれど僕はポールマッカートニーが一番好きなんだ。彼の曲は今やすべてクラシックだけれど奇抜で美しい。

 

ビートルズカヴァー

https://www.youtube.com/watch?v=u3wFv_UO_50