トランプのアメリカは自国内も特定のMAGAファン層だけからは支持されてるが、さすがにイランへの空爆には共和党議員すら憲法違反を指摘されたりしている。国内のデモは引き続き「NO KING IN AMERICA」のデモが国内各地で収まらないでいる。驚いたことにプーチンすら「国際法違反、国連憲章違反」だと指摘されてる。どの口で言うかとそのニュースには驚いたが、全世界であまりにもの勝手気儘て、戦争まで彼の一存でどのようにでもなる。イスラエルのネタニヤフ首相とだけ
勝手な思想で行動している。イスラエルのガザへの空爆、地上軍の侵攻などへのネタニヤフの論理は、先日、ロシアで国際会議で演説したプーチンと全く一致していた。プーチン曰く「ウクライナは同じ民族だ、だから理論的に言えばウクライナ全土は我が領土なのだ」と言ってた。イスラエルやそれを支持するアメリカのパレスチナへの態度とその攻撃の正当性の主張は、プーチンとまったく同じと言っていい。それで、お互いを批判し合うのだから、もしろ笑い話の世界に近い。ただ、トランプはどうしたら自分もナーバル平和賞が来るか盛んに聞き回ってるとの報道も聞いたばかり、そんな時に、イランを攻撃しておきながら、さらに反撃してきたらイランが終わるぞと恫喝をしていたが、それが効いたかのように、イランからの反撃は形だけのものだで、しかも、事前に、アメリカに通行があったのでたいした被害も出なかった。トランプは、そのことをイランに「感謝している」とまで言った。これも、茶番ではないか。そして、トランプがイスラエルとイランの対戦が実現と世界に発信した。
国会、議会、自治体などとの民主主義もなく、勝手に州兵や軍隊を派遣したり、海外の独立国に攻撃を加えて平然と正当性を喚いている。こんな状態は、いつまで許されるのか。まして、日本の石破首相はアメリカの攻撃に「慎重に注視していく」と何らの批判もできないでいる。本当に、力で相手国に侵攻したり、空爆したり、力のある国がやりたい放題やれるというような世界がこのまま、しばらぬ続くのだろうか。
足元を顧みれば都議選では、自民党が激減したが、国民民主がゼロから9では、世の中的には前進したのかどうか。共産党が減らし立憲が伸びて、あいこか。ただ、訳のわからない石丸新党が突然大躍進かと言われたことが抑えられたことはよかった。
結局、世の中は混沌とした時代が続くということか。