パナソニック1万人の人員削減を発表が残念 | 昼は会計、夜は「お会計!」

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パナソニックHDが記者会見で1万人の人員削減を発表した。社長は「人員に手をつけるのは忸怩たる思い」と発言していた。解説によれば、硬直化した体制の中で、人件費などの固定費から削減が課題とせざるを得ないところに来ていた、とのことだ。

 私が個別の企業について何か発言するのは珍しいことなのだが、ここ数年感じていることなのだ、報道を見て、これは、書いておこうと思った。 

 それは、同社の電話対応というか、売り出している製品について、消費者からの質問などに応える体制と仕組みがえらくしっかりしていることに感心しているからだ。つい、先日も同社の、ポータブルカーナビの地図更新を巡って、よくわからないので、ヘルプデスクへ電話をして、早とちりか、一回ではうまくいかなくて、都合3回目だったか、そこまで行って無事解決した。その待ち時間にも、同社の電話対応に助けられてると感謝を述べたら、丁寧なお礼まで言われた。

 実は私は時代的にもテレビ人間で、家にテレビが4〜5台ある。リビングに大型、同室内の食卓に座るとそれがよく見えないので、ご飯食べる時用に1台と、他にも客用に各室に1台。寝る時にもベット側にある。という次第。(今気がついたが壊れないので増えるばかり。それにビデオデッキが2台)それらが気がついたらすべてパナソニック製なのだ。熱海に移った当初にもスカパー契約してるのだが、CS放送がうまく映らない時に、同社のセンターに電話して、初めは室内アンテナ配線が古いのではと指摘されて、買ってきたら見事に映るようになった。次には、横浜での試合に放送するTBS2だけが、映る時もあるが、アンテナレベルが異常という、のがしょっちゅう出る。そこでセンターに何回も相談したが、最終的にはよく分からないがテレビ自体が古いので、製品のニッチな部分が不備があるのかとか、地域的な電波状況なのかとか、も というようなことで終わっていた。ある時、いつも見ているテレビからBCASカードを抜いて別のテレビに差し替えたら、ばっちり映った。センターに電話したら、やはり部品の問題であっただろうと言うことになった。(ところが函南に越したら大型テレビでも、普通にTBS2が見えた。たからあれはなんだったんだろう)

 ともかく製品について必ず消費者対応用に電話の窓口はあるが、明らかに日本語があやしい窓口や親切ではないところや、そもそもなかなか繋がらなくてイライラとか、満足できないところが多い。

 パナソニックは必ず電話が繋がるし、その製品が古くても、そのせいにはしないで、現象をしっかり受け止めて、必死に調べてくれるし、こちらにもあれこれ指示して、やってみてくださいという、やり方で、解決するという姿勢に本当に感心していた。

 もちろん、元は松下電気で、日本を代表する会社の老舗意識なのか、松下幸之助さんの遺訓があるのかないのか、知らないが、気がついたら、同社製品の場合は、非常に安心できるのだ。昨年秋にも、ネットニュースだったかで、新しい発想の口腔内洗浄器が同社から売り出されたというので、すぐ買いに行った。実は今日も歯科のためだけで東京に行くのだが、歯科医はあまりそんな器具は信頼していないようたが、現に私の歯周病対策に前進があるので、少し見直してくれてるところ。

 そんな信頼していたパナが全社で何人いるか知らないが1万人とはかなりの数だろう。できればあちこち効率化をすすめ、どうか消費者対応の体制を弱体化させないでほしいと、切に願ってる。その上で同社の巻き返しに期待したい。