最終日は北部なら南部まで行くので早朝に起動。自分たちにとって早目に朝食会場に行くと満員だった。食べてたら妻が目線で合図したので斜め隣の人を見たら中国人家族3人がさっきから延々続いているなと思ってたら、旦那さんのテーブルの上にパンやケーキなどがいっぱい並んでいて、それらをテーブルナフキンで丁寧に包んでいて、包み終わったものは反対側に並べている。それで子どもが待ちきれず飽きてか、何やらぐずぐず言ってた。これだったんだ。こっちが食べ終わって立ち上がる頃には隣席には2段重ねの包装が積まれていた。7時半ころにはチェックアウトして二条駅へ。JR嵯峨線で嵯峨嵐山駅へ、そこから歩いて嵐電嵯峨駅へ行き一駅だけど嵐山駅へ。
【見慣れていたが写真は撮ってなかった嵐山駅の西陣織り】
先ずは渡月橋へ向かう。
【渡月橋 今年はこの日でも紅葉はまだ早いか】
嵐山、小倉山の色づきは、本来どんなものか知らないので、色合いから見たらやはりまだ早い気がする。(さっきテレビで京都の気象台が京都の紅葉満開を発表したとか言ってた)
渡月橋を見たら、翻して通りを下がる。常寂光寺を真っ直ぐに向かう。一心不乱に歩いて着いたが、何やら人だかり。聞いたら拝観時間を待ってとのこと。あと25分待たなければいけない。じゃーと並ばないで裏手に回る。
【常寂光寺の裏手の駐車場から境内の紅葉をみる】
降り始めたら昨年も来た双柿舎を左に見ながら竹の小径方面を抜けJR嵯峨嵐山駅へ。そこのら京都駅を経て奈良線乗り換えで、宇治駅へ。こちらも、まずは宇治橋へでてから、平等院へ向かう。
ここも何回目だが外周一周したこともないし、建物内には行列が嫌で中にも入ったこともない。今回は、外周は回ろうということで、正面の受付を避け南門の方まで回ってそこから入った。建物やや横から入った感じで、そこからぐるりと回った。正面に回っても、ここも、やはり中国人だけでなく世界から人が来ていて、カメラポジション確保も大変だ。日本人の多くは私も含めて、鳳凰堂をどう撮るか夢中なのだが、典型的に中国の方は、女性がこの鳳凰堂をバックにして、斜に構えてポーズを取るというパターンが多い。いい場所では次々と女性が立ってるのをその外回りから日本人の多くが眺めているという感じだ。
さて、平等院の近くの参道付近のお店は混んでいるので、その隣の宇治橋通りに出たら何だが冴えない定食屋風のお店があるので、ここなら混んでないだろうと
【宇治橋通りの共栄ビル この正面から入ってから階段登る。雀荘もあるがその隣。お店の名前はよくわからない】
入ったら、狭い階段を登ったら定食屋のテーブルとカウンター。客は数人。カウンターに座ったらその前に、アニメのポスターがいっぱい貼ってある。「響け、ユーフォニアム」だ。カウンターの中で調理しているママさんに話しかけたら、わーと話してくれた。(ここは本当は長い時間で京都橘高校吹奏楽部の話から、京アニ事件に関わること、カウンターにいる中国人青年との関係などなど)このお店の得意は各種のカレーのようなのでカツカラーを食べた。
さて、今回は宇治橋を渡ってお勧めの源氏物語ミュージアムの方には行かないで反対の宇治川上流をめざして歩き始めた。宇治神社経由宇治上神社をめざした。
【宇治川を渡り長島橋から宇治橋方面をみる。左端は中洲の中島公園】
かなりきついが歩き通して宇治駅まで行って、京都秋に向かった。乗換案内で調べたらちょうど三島停車のひかりが来るのがわかって、京都駅で土産物屋に寄る暇もない。慌ただしくひかりに乗った。
三島に着いたらちょうど富士山が見えた。近くの子どもがはしゃいでいる。やはりうれしい。
【28日に三島到着時のホームから見た富士山】
これで駆け足で京都の旅3日間を紹介した。途中で書いたがもう、観光で京都へは来ないだろう。でも土日だけでもテレビで京都の情報で全く知らないお寺や情報が出ていて、うーんと思う。京都は奥深く、「極めた」とは絶対にならないので・・・。こんな形の京都との間柄も悔しいが、しょうがないか。







