火曜日東京に内科、歯科の受診で行った。内科へ行った時に担当医師から聞かされたのは共通の知り合いで、その診療所でも診療単位を持っているT先生が亡くなられたとの話だ。しばらく診療を置いておいて思い出話しに夢中に。そのT先生は医科歯科大卒だが当時の東大、医科歯科大の医学部生たちと仲良くなり後の医学連、全学連結成などへの道を切り拓いた凄い人でした。もう何年か前にがんが見つかり東大病院でオペをする時に、若き頃いっしょに遊んだ医師たち、現役の東大や医科歯科の教授や医長などか何人もオペ室に駆けつけて、「どなたのオペですか?」と近くの学生達が聞いたという逸話が残っていた。
その先生が同じ法人の常任理事だった時期は、月に2回常任理事会があるのだが、その都度、呑み会があり、帰りはタクシーでご一緒して私は日野警察のところで停めて運転手さんに八王子のその先生宅の目印を教えて下車するという習慣だった。逆に土曜とか日曜に電話が来てパソコンの扱い方がわからないとか何かと電話で呼び出されたものだ。その少し前には、息子が某医大の学生で医学連の手伝いでしょっちゅう東京に来ていた(らしい。親には内緒で)。医学等の事務所で寝泊まりしてる時に、T先生が医学等の人たちを呼び出して「ろくなものは食べていないだろう」とお寿司や居酒屋などで食べさせてもらってたらしい。(そんな生活で息子は医大を2回留年して妻を嘆かせてた)
今日、ご自宅で葬儀らしいが、奥様から関係先には家族葬でやるので香典や供花なども辞退されてるとか。先生の長男さんは群馬で医師をされてて、溺愛していた娘さんは演劇関係で売れない役者から舞台を支える仕事をされてるとか、久しぶりにあの八王子のご自宅に集まられてることなどに思いを馳せながら、ご冥福を祈りたいと思います。