東京マラソンは今年のやり方でいいのか | 昼は会計、夜は「お会計!」

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昨日の東京マラソンは男子はMGC設定タイムに及ばずMGC3位だった大迫くんに内定したという。女子は日本記録更新を狙う新谷さんが仮に更新しても五輪には選ばれないという状態の中で、やはり記録更新とはならなかった。 

 しかしレースとしては男女ともペースメーカーが設定タイムを維持できなく上げ下げが酷くて選手からは苦情が寄せられいる。しかし陸連は高岡シニアディレクターが「レースは生物。ペースメーカーの出来もそれに対応することが必要」と一刀両断だったが、本当にそうなのだろうか。男子の先頭から2番目の日本記録ペースの方では、ペースメーカーの上げ下げ以外に、給水所で立ち止まることで選手の給水を邪魔しただけでなくあわや転倒のようなシーンがあった。あそこまで含めてペースメーカー陣に対してミーティングをしっかりやってるとはとても思えなかった。それも生物だからと言うのか、と言いたい。女子の新谷さんも明らかに遅いとは思いつつも中間点で監督から「遅い」と指摘され、やや慌ててペースを上げて短時間でスタミナを消費してもたなくなったことを明らかにしている。

 男子では19キロ地点で西山らの集団転倒まだ発生した。これは直接的には給水のこととは無関係のようだが、個人的には招待選手があまりにも多過ぎではないかを問いたい。多分海外と国内で20人くらいだったはずだ。第2集団が設定タイム的に集団が多くなったのだろう。もちろん一般参加も含めての固まりだったように見えた。カーブや折り返しも多い東京コースは初期の頃より都庁の思惑なども入ってやたら折り返しの多いコースとなった。一般の海外勢や国内でも一般ランナーは観光巡り的コースでもいいかもしれないが、それにしても海外から1万6000人含めて38000人で、トップランナーやら車椅子ランナー、男女が入り乱れて、こんな状態で、五輪最終選考を兼ねるとか、日本記録更新とか狙うなどあまりにも盛りだくさん過ぎる。ついでに言うと警備上の問題から都内観光地では普通に横断歩道を渡れなくて混乱も起きていたようだ。 

 言い換えれば、あまりにも詰め込み過ぎる。東京都のインバウンド呼び寄せや東京マラソンを日本最大のレースにするという欲張り過ぎるなどか入りすぎたので、やはりもう少し整理して考え直す必要があるのではなかろうか。少なくともトップランナーとの共存はやめた方がいいと思う。