昨日のパリ五輪アジア最終予選は内容的には散々だった。北朝鮮の激しいあたりで明らかにファウルがスルーされる。日本のパスがかなりの確率でカットされる。しかもバックからの前線への長いパスがが通らないだけでなく、割と近場でも不用心に繋ごうとしたものが、狙われてカットされる。こうしたプレイの連続でテレビに向かって、だんだん怒鳴るようになって、不愉快で、なんとか先取点とったら、ベッドに入った。でも結局、ベッド脇のテレビで、イライラしながら観ることになった。後半の北朝鮮の攻撃で遠目にはキーパーが掻き出したように見えたが、アップと、スローで見たら明らかにゴールラインは超えている。中継のNHKのMCも解説陣もなぜかキーパーのスーパープレイという言葉で誤魔化すしかなかった。北朝鮮選手の激しい抗議にはイエローまで出される始末。今大会は、VAR使用が合意されてなかったことが両軍ともに災いとなったが、直接ゴールに関わることなので
後でFIFFAなのか五輪予選委員会があるのか、いずれにしろ持ち込まれるだろう。
NHKの放送では、最後までゴール判定問題には触れなかった。その上で「予選突破」「パリ!」の連呼では、冷え冷えとするしかない。後味よくないというか、流れだ。もちろん、選手が悪いわけではない。しかし個々のプレイでは、北朝鮮は互角もしくは上まってることは多々あった。相手への寄せのスピードなどは見るものがあった。なでしこももう少し切れ味いいプレイを攻守にわたって鍛えないとならないだろう。