佐々木朗希のMLB挑戦意向の背後にいる電通の企みとは | 昼は会計、夜は「お会計!」

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野球ファンが心配していた佐々木朗希が、キャンプインギリギリでロッテと現状維持で更改されたことが報道された。佐々木選手は記者会見して「ファンの皆さんが誤解されている」とまで口にした。 

 私は直感的にもおかしいと思っていた。国内での実績という点でもきちんと年間通じて投げきれていない、試合間隔が他の投手より長く、いわば大事に大事に使われてきたなにのに、しかもMLBには25歳未満の海外選手の契約には多くの制限があることは知られている、にも関わらず、佐々木朗希選手は頑なにポスティング移籍を主張して球団と合意が得られなかった。若い彼が一人で考えてる行動ともとても思われなかった。すると更改後の記者会見やその後の報道では、今期はロッテで一生懸命やるとだけ言って、多くの見込みによると来期は海外という路線がロッテと関係者の「闇合意」という言葉が悪ければ、裏合意があったのではないかと、「囁かれて」いる。少なくとも佐々木朗希選手の契約には背後に電通が絡んでいるというし、それを仲介する人たちは、山本由伸選手のドジャース移籍にも関与していて、佐々木朗希選手が山本由伸選手に並んで選手会を脱退したいることも今回明らかになった。

 ポスティングに絡んで、選手の意向や希望を擁護してきた選手会だが、電通などのグループは、山本由伸選手を早々と選手会を抜けさして、さらに準備よく佐々木朗希選手も昨年には選手会を抜けさしていた。どうもアメリカと国内の両方の、制約をすり抜けようとしている電通などにしてみれば、選手会が横槍を挟んでくる方を恐れているのでないか、というのが球界関係者の見立てらしい。

 もちろん多額な契約金が絡むので、選手個人だけでなく、それぞれ会社など作っているので関係者も増えるし、単なる野球選手専門の仲介屋から、大手広告代理店などが、本格的に乗り込んできているものと見ていいのだろう。大谷選手の巨額大型契約に見られるように、場合によれば両国政府間の調整が必要なことまで出てくる事態だ(大谷さんの後払いを巡って税金支払いの当該地域から米政府あてに異議が出されている)。さらに、「日刊ニッカン」(2月1日号)によれは、彼らグループによってすでに選手会脱退候補の若手が数人はいるとの報道がある。

 ことの性格上、これらすべてが事実として書く傍にはいかないが、名前が上がっているのがオリックスの山下山下舜平大、宮城大弥、宇多川優希らの他中日の高橋宏斗らが浮上しているという。

 電通が単なる広告代理店ではなく、東京五輪招致をめぐる様々な出来事や内調と言われる国のトップを形成する組織にもしっかり噛んでる会社だ。彼らがその巨大な組織と権力をかさに切ればなんでもできる。

 今年のレースはこれからというキャンプイン直後に生々しい話だが、表に浮上する移籍話だけでなく、選手会からの脱退などの情報にもしっかり、注意を持っていきたいと思わざるを得ないニュースではある。