今日のブログ記事をアップしたあと夕方になってたまたまネットを開いたら、標題のとおり同大会の実行委員会が24日に決定したとある。これは、男女ともだという。男子は1区は長距離で差がつきすぎるからと禁止、3キロは2区か5区、女子は3区か4区に制限される。ついでに留学生のエントリーは2人で出場は1人だった。この措置はスピードの強化という大義名分をつけているが、最短距離でスピードだけを課題にして留学生を制限するというのは、やはり国際化の世の中には逆行している。
その一方で地方大会によっては「予選会への出場が減少傾向にあり」代表が「特定化されてきている」から県代表に加え11地区代表を加え、「全国大会への出場機会を増やす」としている。
他の競技でも(ラグビーなど)県予選の出場校の減少がかなり現実問題になっている。野球でも、単独でチームが作れないとか、合同でも複数ではなく4〜5校の合同も認めるなど、高校スポーツのありようが抜本的に見直さなければならない時がきているのだ。「県代表」に拘る必要はないのではなかろうか。ます、そうした前例踏襲を止めることだし、なによりどうして部活が特定校化してきているのか、県予選すらまともにできなくなっている現状を検討してもらわなければならない。陸連が関与しているのかどうかわからないが、箱根駅伝の全国化一つとっても、まともに議論されていない。陸上競技関係団体が世間から一回り遅れて対応しているような現状をなんとか変えられないものか。