小説「和菓子のアン」シリーズ お仕事ミステリーといわれてる? | 昼は会計、夜は「お会計!」

昼は会計、夜は「お会計!」

会計をキーワードにコンサル業とASP(アプリケーション サービス プロバイダー)業のメールの二つの仕事をするmoriyanの言いたい放題ブログです。
テーマは、ブログ、会計あれこれ、医業未収金管理、小説・本、エンターテイメントなどなど。

しばらく書いていなかった本について書きます。実は、今現在読んでるのではなく、すでにシリーズ四巻を読み終わってるのですが、累計100万部以上売れてるということに加えて、だいぶ前には実写化もされたようだ。直近4作目は今年10月発売。

 それで、簡単に紹介しておきたい。

 作者は坂本司さん。ミステリー作家だという。その人が和菓子を主題に書いているのだ。

 順番に紹介すると;

 1) 和菓子のアン 

 2) アンと青春

 3) アンと愛情

 4) アンと幸福


 ミステリー作家という坂本氏が書いたのが、主人公が第1作の紹介には以下のように書かれている。

 デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃん)は、個性的すぎる同僚に囲まれる日々の中、和菓子の魅力に目覚めていく。美味しいお仕事ミステリー!

 読者は主人公の、アンちゃんとともに和菓子についてのうんちくをおそわっていくのだが、その途中で、お客さんとの関係などで小さな疑問が湧いてくる、それがいわゆるミステリーとして、私に言わせれば引っ張りに引っ張っていくのだ。少々、焦ったくなったり、めんどくさくなるのだ。正直言って職場の人間関係などとともに成長していく青春物語にしてくれたらば、それはそれでおもしろいのだが、なんとしても和菓子を真ん中においておこうとするので、なんとなくかったるい。なので、ここまで売れてるのがよくわからない。確かに今、和菓子がちょっとしたブームになっているので、そのうんちくを読んでいると、無性に和菓子を食べたくなるのは、間違いない。私も有名老舗店でないところに、偶然顔を出して、店に出ているお姉さんから話しを聞いて、激励的なことを言ったりもした。(昔は家族で手広くやってたが今では、今のお店以外では売ってなくて、旅館に客室用として売ってるだけと言われてた)

 そういう目で見ると和菓子店でも季節のお菓子(茶席で使われるような菓子)をきちんと売っているのは熱海で一軒だけだった。