不愉快な統一地方選挙 維新の凌駕 大阪の人は?! | 昼は会計、夜は「お会計!」

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極めて不愉快な週明けとなった。統一地方選挙の前半戦で危惧していた維新が府知事、市長だけでなく府議会、市議会とも過半数を握ったというではないか!

 最近では争点になったはずのIRについて、推進派の府知事、市長が当選しただけでなく、議会選挙ではどこまで党の政策を掲げたか不明だが、党派としての維新を信任した。それで、いいの大阪の人たち!各地で安倍、菅政権時の戦略をまる受けして安倍との関係を強化したやり口も嫌らしいが、分かってね、旧態依然とした箱もの行政の典型の万博招致にふみきり、全国で否定されてきたギャンブルの巣であるIR推進を掲げた人を当選させるという大阪人の気心というか、本心がわからない。いわゆる関西人のノリで笑いの材料にでもなれば、ということては、政治というものに吉本精神は不要であるだけでなく、時によっては極めて危険になる。

 吉村氏はメディアが必要以上に持ち上げてきたし、コロナ禍にも敢えて大阪を讃えた。しかし、大阪の医療崩壊が起きた時に、大阪の保健所が国の政策とはいえ保健所縮小に熱心に取り組み、そのツケがコロナ禍に起きていたことをメディアは無視した。それだけでなく、吉村氏が府関連施設の一研究者か研究していたうがい薬を記者会見で持ち出してあたかもコロナ救世主現ると言わんばかりにドヤ顔でトクトクと発表したが、医療関係者など呆れ果てていた。あの事はその後メディアや市民は追求したのだろうか。

 ずーと安倍政権と繋がっていて、時に野党ヅラして野党分断に手を突っ込み、裏ではしっかり財界とも意向を受けながら、新しい野党の顔と言わんばかりだが、こうした「大阪風」が奈良にも移り、関東にも及ぼうとしている。

 まあ、大阪はコテコテのお笑いの横山ノック氏が知事になり全国驚かして以降の風潮といえばそうだか、一人大阪だけでやってくれていたらよかったのに。これよポピュリズムなのたろうか。右傾化かポピュリズムということでは、未来の選択肢か寂しすぎる。