テレビでもしょっちゅうCMを流しているし、濱田岳、生田斗真、橋本環奈を軸にそうそうたる役者(省く)を揃えたが、残念ながら脚本家がエンタテイメントとしてストーリーがしっかりしていないせいもあって、シーンが飛び飛びというか、面白さがどこにあるのかわからないから、笑えない。これでは制作側の狙いではないだろう。早い話がお風呂ものとしては、テルマエロマエが、持ってるダイナミズムやあちこちに笑いの要素があった事に比べてしまう。昨日の続きのようになるが、日本映画の中で笑いをとるものの歴史はそれなりにある。ただ国際的視点が少なかったことは事実だが、この映画はそれ以前に国内的にも受けないだろう。個々にはいい役者のいいシーンもあるのだから、役者を使えるような脚本、演出になってないたいうこと。ということはプロデューサーや監督が悪いということか。それなりの制作費がかかったのだろうが、このレベルでは情けない。