カンナ映画祭で監督賞を受賞しててアカデミー賞の国際長編映画部門の韓国代表になっているといので評判の高い韓国映画ということで、簡単な予告編だけの事前知識で観た。監督もすでに国際的にも評価の高い監督でパク•チャナクという。が、作品観たことはない。展開というかテンポが早い。その上でこちらが老化が進んでいるのか俳優の区別がつきにくい。特に若い女性などきれいだがよくわからなくて、前半は何が起きてるのか、ちんぷんかんぷん。不自由になだた眼で字幕を追いながらストーリーを追うが、よくわからない.ほぼどの人が刑事でどの人が容疑者かなど分かり、筋を理解でき始めた時は、もう終盤。ラストに向けてのクライマックスでようやく「別れる決心」という題名がやっと納得がいった。
「パラサイト 半地下の家族」もあれだけ話題になったし観たかったのだが、やはり分かるだろうかという不安で結局観なかった。韓国ドラマも見慣れないと多分同じだろう。「冬ソナ」の頃は、顔立ちもテンポもまだわかりやすかった。
もし、アカデミー賞受賞とかならまた観なければとは、思いながらシネコンを後にした。
何かのテレビで韓国の映画人の人材育成の国家的システムを紹介していたが、相当進んでいることは間違いなさそうとのことだった。ここ数年の韓国映画ドラマなどの躍進は目覚ましいのは、そういうことだったという。内容は省くが、他の分野も同じだが日本は民間のそれぞればらばらにやってるだけで、時々補助金という程度のやり方では、日本は国際的にもどんどん遅れていくばかりかと不安になる。