また、私は一人だと危ないかと利用していないが、ボート釣り屋もある。ここで投げをしてたらやはりキスにはまだ早いとの指摘を受けたが、型は小さいがカワハギが来た時、ようやくまともなのが来たと感じた。ただ私が引き上げようとする頃地元の釣り師が防波堤に来ている。思いきって声をかけたらなんとメジナが出るという。仕掛けや餌含め出直そう。
一方、市民が自粛していたところ、ここのところ急に熱海港船着場付近(普段から釣り禁止エリア)にずらりと重装備の釣り師たちが、並び始めた。近づいて様子を伺うと、みんな同じ仕掛けで装備もしっか「していて、餌がなんとアジらしいき餌をつかっている。なんと、アオリイカが寄ってきているという。餌屋で聞いたら、毎日上がってるらしいよとのこと。それで軍団と少し外れている気の良さそうなおじさんにいろいろ聞いていたら、突然、竿がしなり始めた。柔らかい胴調子の竿はしなっているが、大変慎重にゆっくりゆっくり引き寄せて、タモならぬ、引っ掛け棒を器用に片手で出して伸ばして、波止場の真下に寄せたイカに棒を伸ばして引っ掛けた。その前がアオリイカも抵抗して何回か真っ黒な墨を吐き出して暴れてなかなかの迫力があった。引き揚げたら2キロ近くはあるのではないかというものだった。
初めて、しかも船釣りでなく、波止場からなので見れてよかった。聞けば産卵期を迎えてノッコミという状況らしい。それで、今時すぐ情報が伝わってワッと来るらしい。とても、仕掛けも風体も素人素人した人が、その中に割って入っていける雰囲気はない。
そんなこともあって、熱海港付近がすべて解禁されるだけでなく日常を取り戻すまでは南熱海方面でやってようと思った次第。