ど素人からみた最近の熱海界隈の釣り事情 | 昼は会計、夜は「お会計!」

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 コロナ禍の前は、熱海港内(有料海釣り施設は別に)で、何回か投げたりウキ釣りとかしたが、せいぜいメゴチかふぐ。キスはまだ早いのではと話す人が多かった。新型コロナの蔓延に伴い「今は静岡に来ないで」の先頭に立つ熱海市が海岸近くの多くの駐車場を閉鎖し、市営海釣り施設も閉鎖した。あげくに熱海港内の無料地域まで、市が禁止の掲示をした。市民は真面目におふれに従ったようで、堤防に人はいなかった。その頃、やむを得ず私は南熱海と言われる伊豆多賀や網代に通い始めた。こちらは同じ熱海市内なのだが、もともと観光客が溢れかえるというところではなかったせいか、敢えて禁止の貼り紙は見られなかった。多賀の長浜は休憩所の売店などは閉鎖してたが、トイレや水道は普通に使えた。砂浜がきれいだし、堤防兼ねた遊歩道なども整備されて気持ちが良い地域だ。だが、なかなか釣果は出なかった、のとここは熱海、来宮と同じで駅自体が高いところにあった。下りはいいが、帰途登り坂がキツい。熱海市街地からバスもあるのだが、結構高い上に交通系ICカードが使えなくていつも現金を気にしなくてはいけない。そんなこんなで、網代は伊豆では珍しい駅が平地にあり現地での移動に坂がないというありがたい土地柄。有名な海の釣り堀施設付近と港は釣り禁止たが、それ以外に釣り場が多くある。あたみ第一病院前とか南熱海マリンホール(コミニュティホール)付近などなどなど。
 また、私は一人だと危ないかと利用していないが、ボート釣り屋もある。ここで投げをしてたらやはりキスにはまだ早いとの指摘を受けたが、型は小さいがカワハギが来た時、ようやくまともなのが来たと感じた。ただ私が引き上げようとする頃地元の釣り師が防波堤に来ている。思いきって声をかけたらなんとメジナが出るという。仕掛けや餌含め出直そう。
 一方、市民が自粛していたところ、ここのところ急に熱海港船着場付近(普段から釣り禁止エリア)にずらりと重装備の釣り師たちが、並び始めた。近づいて様子を伺うと、みんな同じ仕掛けで装備もしっか「していて、餌がなんとアジらしいき餌をつかっている。なんと、アオリイカが寄ってきているという。餌屋で聞いたら、毎日上がってるらしいよとのこと。それで軍団と少し外れている気の良さそうなおじさんにいろいろ聞いていたら、突然、竿がしなり始めた。柔らかい胴調子の竿はしなっているが、大変慎重にゆっくりゆっくり引き寄せて、タモならぬ、引っ掛け棒を器用に片手で出して伸ばして、波止場の真下に寄せたイカに棒を伸ばして引っ掛けた。その前がアオリイカも抵抗して何回か真っ黒な墨を吐き出して暴れてなかなかの迫力があった。引き揚げたら2キロ近くはあるのではないかというものだった。
 初めて、しかも船釣りでなく、波止場からなので見れてよかった。聞けば産卵期を迎えてノッコミという状況らしい。それで、今時すぐ情報が伝わってワッと来るらしい。とても、仕掛けも風体も素人素人した人が、その中に割って入っていける雰囲気はない。
 そんなこともあって、熱海港付近がすべて解禁されるだけでなく日常を取り戻すまでは南熱海方面でやってようと思った次第。