昔の仲間の訃報が来たのだが | 昼は会計、夜は「お会計!」

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ひょんなことから昔の仲間の訃報を聞いて衝撃を受けた。初めて就職した病院で私より後で入職した医師が亡くなったという。脳出血だつたという。享年68歳。奥さんは私とほぼ同期の看護師で、一緒に労働組合活動や学び、遊びをした仲間。その先生とはスキーを通じてかなり仲良くなったとかで、二人から頼まれて結婚式で披露する映画(当時は動画という概念はなく単純に8ミリ映画)を撮るために、仲間と大勢でスキーへ行って撮影した。当時流行っていた会費制結婚式で、二人が滑る姿や雪で戯れている姿をバックにイージーリスニングにのせた二人の紹介や馴れ初めなど、確か20分程度だったか、拍手喝采だった事を思い出す。ついでにそのスキーを通じて彼女の弟がその病院の若い看護師と結ばれ、弟さんは郷里で農業を継いでると聞いている。その看護師も都立看護学校時代から看護学生対策を通じて知っていたので、関係者みんな仲間うちという感じで、気が滅入る。
 そんな若いころはともかく、私は他の法人へ異動したり、して結局、その法人へ戻ったのだが、先生は多くの患者さんから信頼され、職員からも信頼され指導医や院長も経験し常任理事会で月に2回はあっていた。奥さんとは会うことはないが、働き続けながら3人の子育てをしていると聞いていた。このコロナ禍の時で身内だけで葬祭場で見送られたとか。

 私が逝去の一報を聞いて、もっと詳しく知りたいと友人へ連絡入れたら、お互い懐かしくもあってあちこち話が弾んだ。その中で、ある医師が2年前に亡くなったのを知っていたか?と聞かれ、同じく知らなかったのでびっくりした。その二人ともかみさんもよく知っているので、外から戻った時に話したら、今日の話はともかく2年前に亡くなったのという話しは「何言ってるのその話しはその時にしたじゃない!」と言われた!もう唖然、私の中ではまったく記憶にない。最近、こういったレベルの話が時々ある。加齢というのはこうした経過を踏むことが多いのか。その癖、くだらないことで記憶鮮明な事も多い。(その例は枚挙のいとまがないが、泣くよウグイス平安京=794年平安遷都などなど)
 なぜか、否定的なことなどが鮮明な記憶で残っていて、慚愧の念で夜中に目が冴えることもあるが、皮肉なものだ。
 この違いってなに?