大袈裟でなく、命をかけて「医療者だから」という言葉を発する若い看護師がいた。そんな医療人が身近にもいっぱいいる。気が気ではない。つい先日、埼玉県の某病院産婦人科の看護師が感染したと報道されたとき思わずかみさんと顔を見合わせた。そこは長男が産まれたところだったから。そして偶然だがスマフォのスケジュールにその息子の誕生日が今日であることを教えてくれる。もう何歳かもよくわからない。かみさんに聞いたら47歳だという。今更ながら月日の経つのが早いのか、息子がまもなく50にもなろうかというのだからこっちが歳を取るのは当たり前だ。
彼は呼吸器内科の医師をしているし、下の子はPTをしている。二人とも必要以上のことは言わないが、本人もさることながら孫たちを守ってほしいこと伝えても、普通の患者さんが感染していてきてるはずなのでいつ感染してもおかしくないと淡々というだけだ。だからか、深刻な話にならないようにか、突然、テレビ電話でいきなり孫娘が登場してびっくりさせてくれた。