これまで、右肩下がりのシャンソニエに少しでも役立てばとの想いから、シャンソニエに行ったら動画や写真などブログにあげていたが、本人の許諾について私の甘さがあったことから、昨秋、お二人から抗議を受けてブログから一切の記事を削除に追われたことがあって、少々滅入っていた。以来、シャンソニエには行かないようにしていた。
ところが、シャンソン歌手で比較的懇意にしていた友納あけみさんのリサイタルの後で、その感想から企画について提案をしたのだが、PDFで送ったものが開かないとかで、何回もやり取りをしたので、肝心かなめの内容のことがどこかへ飛んで行ってしまっていた。そのこともきになっていたので、たまたま四谷での日程が入っていることを知っていたので、新年のご挨拶もかねて顔を出してきた。
少しは役に立ったかと確認したら、きちんとスクラップしてスタッフともども検討していることや、提起した方向性について、彼女自身も舵を切って行こうとされていたようで、自信になったと嬉しそうに話してくれた。(因みにシャンソニエに来なくしていたことなどは話さなかった)
しばらく来ていなかったせいか、新しい歌い手さんに遭った。依田知絵美さんと高橋絵美さん。
【依田知絵美さん】若々しくて多彩なレパートリーが楽しめそう
【高橋絵美さん】嫌われ松子の一生の挿入歌うなど選曲もユニークでHPなど見たら独得の音楽感など奥深さがおもしろそう
【友納あけみさん】いまや超ベテランで貫禄も
最近は、もっぱら吹奏楽ばかりだったが、久々にシャンソンやカンツオーネを聞くと、それはそれで人生や生き方と直結しているようで、こうした音楽も人間にとっては必要なものだとしみじみ思う。ある種頑なになっていた自分だが思い切ってきてよかった。
*こんな小さなライブでは、多くの歌い手さんのMCは通や常連だけを相手にしているかのようになぜか曲紹介の時に早口で聞き取れない(こちらが高齢者になってきたということは差し置くが)。せっかくなのでもっとゆっくり話してほしいと友納さんからいってほしいと伝えてお店を出た。歩いて四谷坂町の家までゆらゆら帰った。