振り返れば11月20日10時、ネット販売開始時間、この時からさまざまなことが起きた。とにもかくにも京都橘高校吹奏楽部定期演奏会にようやく向かってることが、まだファーとした感覚でしか受けとめられない。困ったものだ、いい歳して。
偶然にもというかラッキーにも二階最後方の一つ前の席が取れたが、転売サイトでは定価千円のところが3万円〜4万円というのもあった。ファンブログでもさまざまな議論があった。私もそのブログファンだが、ここのところROM(読むだけ)だったが、一石を投げたら、また反論やら波紋が広がった。橘高校をもっと広げたい、なぜ拡散してはいけないのか、自主規制することはないなどの意見も多く、その過熱した雰囲気にはついていけなくなっている。私も本当に感動を受けてきて約8年だから、ひとのことは言えないのだが、孫娘を見る眼差しのように、静かに応援してやりたいのだ。
夏にはNHK甲子園中継のテーマソングで福山雅治のMVで共演し、連日画面に出ていた。その後いつのまにか福山雅治さんと民放の番組に共演していた。
外部のパレードなどでは京都でも、滋賀でも東京でも多くの客を集め、すごい数のビデオ撮影隊がぞろぞろ押しかけ、いつか生徒か見物客が交通事故に巻き込まれかねない事態だ。また、主催者が撮影禁止を要請したのに、録音だけを中国の動画サイトへアップした人もいた。また同じくSNSれの投稿禁止とされていたが、同じく中国サイトやそれを直接リンクできるよう欧米のファンブログも載せた。それらの是非をめぐっての論争でもある。インターネット時代は、規制やマナーも国内に限ったことではないはずだ。
そんなことに少々嫌気がさしてきたということだ。何よりこのまま行くともう来年は、その辺のアイドル並みの厳重警護となる可能性もある。もしかしたら、学校や父母会もメジャーデビューを考えているのかも知れない。かつてこのバンドの創立期から関わってこられた平松先生が「東京でやっているような軍楽隊まがいは京都のまして女子には似合わない」といわれ、運営も生徒の自主性を重んじられ、その後を継がれた田中先生(今年三月で退職)もいつも「たかが高校の教育の一環としての部活」という限界線をしっかり引かれていた。
ここのところの動向はこうした「たがが部活」という領域を超えてきたとみざるを得ないのだ。書いててなんか、お別れに行くような気もしてきた。
たまたま、最後かもしれない定演に参加できるのだからとついでに関西旅行を組んだ。関西の人からぜひ奈良へ行けと言われ今日は京都経由で奈良へ。興福寺、正倉院をみて宇治へ。明日は宇治平等院と橘高校定演本番後、できたらその近くでいっぱいやってから京都市内ほホテルへ。最終日は諸田玲子さんゆかりの東寺でも行こうと、だいたいこんな日程。
ボヤキだか、この日程のさなか、事務所ビルの電源工事のため新規更新したサーバー群の電源管理に不具合が起きた場合の対応で、ポケットWi-fiとノートパソコンなどで少々リュックが重いのが難。
新幹線車内にてiPhoneからの投稿