ついに発足依頼無敗のまま2018年を4:0の快勝で終わった森保ジャパン。まず先発11人が全員入れ替わったことに始まり、開始早々の流れからの得点、さらに原口のフリーキックでの自嘲気味の笑いを残す得点、後半になると交替した大迫の得点、さらに途中出場組の南野、堂安を経て中島がながれるような森保ジャパンで初得点の追加点となった。
FIFAランキング日本50位に対してキリギス90位は数字以上の差があるところを相手に4:0は快勝でもないという批判も多い。はr口のインタビューでも口ごもり、「思いどおりに蹴れたわけじゃない」などと喜ぶどころか、フリーキックの得点は評価しないでとまでいっていた。
ただ、ロシアワールドカップの予選から本戦の経過などからすると、明らかに森保ジャパンは多くの人が入れ替わり、新しい選手の活躍がめだつ。本田圭佑選手に代表するベテランからの入れ替えがそういう印象を与えるのだろう。
それと、昨日のプレイを観ていて、先取点の山中は別として、南野、堂安、中島という新戦力の人たちが髪も染めていないし、風貌が普通のお兄ちゃんというと失礼かもしれないが、海外サッカーに挑戦しているというだけで何か顔に表情が出ている人もいたが、この人たちは実に自然な笑顔がさわやかだった。
私は、この戦いを特別に美化するつもりではないが、何かうまく表現でいないが、サッカーを愛し、海外まで行くトッププロのなかで何か大きな変化が起きているような気がする。それは、原口や大迫にもいえることで彼らの活躍から、新しい選手像が生まれつつあるのかもしれない。そのことに、来年のアジアカップをはじめとした今後のたたかいに希望を感じていたい。