ちょっと珍しい視点?!アメフト悪質タックル問題と大学の体育必修廃止の関係 | 昼は会計、夜は「お会計!」

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   先日TBSサンデーモーニングで日大悪質タックル問題で日本総研の寺嶋さんが番組中盤の一週間の出来事でさりげなく発言したことが、少しびっくりというか珍しい提起だった。

  今回の事件に関わり寺嶋さんが様々なスポーツや大学関係者に取材をしていて気がついたというのだ。それは、大学救育の中では体育が昔は必修だったが、いつのまにか必修科目ではなくなったので、体育教師の定員が少なくなり、体育教師になれなくなったことが、大いに間接的に影響しているということだけを言い置いておくと詳細の説明抜きの発言だった。
  彼の言わんとすることの詳しい説明がないのだが、体育教師が少なくて部活の指導などもせいぜい職員や外部の非常勤のコーチに頼っているから、ということなのか、体育教師の数が少なくなっていることと大学のガバナンスにまで影響していると言いたいのであろうか。
  いずれんしても寺嶋さんは、体育系学生や体育教師に幻想があるのではないか。仮に大学が体育必修制を維持していたとして、そして体育教師が今より多かったとしたら今回のような不祥事が起きなかったか、というような仮説がとても想像の域を超えている。
  また、私などが学生時代の昔の学生運動で学校側の用心棒としてスト破りをするのは体育学部の学生や体育会系が主に動員されているのを目の当たりにした者からはとても、彼のようには思えない。
 でもワイドショーなどで、政治の世界で批判できないことのうっぷんばらしのように、取り上げているなかでは、少なくとも寺島さんのような論点はなかったので、新鮮ではあった。