真っ暗な中、四谷から東京駅に行き、先週の火曜日と同じ朝一のはやてで今日は八戸に向かっている。
本を読むのに疲れて窓外をみると先週の雪はほとんど消えている。福島あたりで少し白くなってたが仙台までくると普通の市街地が広がっている。
最近、北へ向かう機会が多いが、東北新幹線は奥羽山脈など骨格をつくる山なみから東側を通っているので雪は少ない。仙台駅を出て左後ろ方向のはるか彼方に蔵王が見えた。さすがそこは雪に覆われている。
しかし新幹線は早いが、北へ向かう列車には相応しくない気がする。
北といへば、「北国行き」「北帰行」〽上野発の夜行列車~などを思い浮かべる世代だから。
ゆっくりと点では、東側を通る夜行寝台はなく新潟を経由し弘前、青森へ行く「特急寝台あけぼの」、これが上野発の唯一残っている列車らしい。飛行機やバスに比べて暇とお金がある人が利用するということなので夜行寝台がどんどん少なくなるのはわかる気がする。