お盆の時に子どもや孫たちが来た時にすっかり夏雲に覆われていた富士山が、久しぶりに今朝は姿を見せました。【9:29】
またまだ暑いし、今日も静岡県は熱中症警戒アラームを出した。何十日か連続だと。その一方で、少し高い空には秋空が広がっているのか、青空が広がっている。
ファンである吉岡里帆が水上恒司とのダブル主演とあったくらいの例によって事前の情報なしに入ったら、なんと人気漫画家の眉月じゅんさんが累計150万部超えの原作、しかも、4月からはテレ東でのドラマ化に次ぐ映画化だった。漫画やドラマで多少知ってる人が多いという前提なのだろうか、全く知らなかった私からしたら、何が何やらさっぱりわからない、時系列もどうやら行ったり来たり、そらに妄想が重なり合う、もう部分のシーンしかわからない。
さらに驚くことにとにもかくにも、幻想的な平原での1人でのラストまで行って、エンドロールが始まるまで行ったのだが、念のためと最後まで座っていたら、なんと実写が始まりある日本、東京の食堂で2人が食べながら冗談を言い合っている。それまでの2時間はなんだったの?とますますわからない.
漫画原作は否定しないが、映画化するならそこから観る人のためにも、きちんと映画技法としてなら筋道を守った映画を作ってほしいものだ。まして国際的な映画賞などには行けなくなるし。
報道を知ってびっくりした。この夏猛暑だ毎日のニュース、報道でも異常気象の根本が地球温暖化問題が、のっぴきならない事態とのなかで、再生可能エネルギーのなかで洋上風力発電が大きな流れとなっていた。
そこで、今回の報道をいくつか見て私が驚いたのはNHKは報道していなかったことで、朝日新聞が書いていたことが、「公募時に提示した売電価格は1キロワット時あたり11.99〜16.49円で、国の想定や他社の提示額を大幅に下回る価格だった。この提示額が評価され落札につながった」(8/28朝日新聞)
このことを知らないまま、今回の報道の三菱側の、想像を超える工事費の増額に耐えきれなくなって事業からの撤退を込めたとの報道や会見後、経産省に出向いた時に武藤経産相に報告した時に大臣が「まだ信じられない」と語り、撤退は洋上風力に対する社会の信頼そのものを揺るがしかねないと指摘した。3海域については再公募するとし、三菱商には「社会の公器としての責任」を持って地元関係者と対話するよう求めた。」(8/27Bloomberg)
国としての想定からも他社との比較でも相当低い見積額を危険と判断しないで飛びついて落札した責任は国にもあるし、三菱商事はなんといっても社会的責任をどのように考えたいるのか。社長は「断腸の思い」とかたっているが、いくら資本主義社会といえども、公的事業に対して落札しておきながら「予定通りの利益が出ないからやってられない、と事業から撤退する」ということが認められるとしたら、やはり資本主義社会における民間企業の無法地帯化をそのまま認めることになる。 先に書いたように異常に低い入札額を認めた経産省も責任が多いが、当該地域の自治体は引き摺り込まれる形で様々な経済的損失を与えることになり、多くの首長がやはり「社会的責任」について言及している。
今回の三菱商事側の決定をそのまま受け入れたら、当該洋上風力発電事業そのものへの影響も打撃的だが、広く再生可能エネルギー施策の今後にも大きな影響を与える。国としての態度は傍観者的になることは許されない。