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財務・経理の実務

経理は経営管理、会計力はビジネススキル、経営戦略は会計データから…経営は会計を知ることから始まります!
会計・税務・内部統制・開示資料などなど日々情報を蓄えていきます!

経理の実務経験がないが、これから経験を積みたいという方向けに、少し大切な考え方をお話します。

経理の仕事は、どこの会社でも多かれ少なかれ必要になってくる仕事です。小さい会社では「THE経理」という訳にはいかず、「総務・経理」みたいな場合もあると思います。大きな会社では経理部などの専門のセクションで働く事がほとんどだと思います。

どちらも経理の経験には変わりませんが、やってる事は会社の大きさによって違います。やってる事というよりやる範囲、任せてもらえる範囲が違うといった方が正しいですかね。

小さな会社は管理系の人を多く抱える事ができないので、総務も経理も、もしかしたら人事労務も任せられてしまうかもしれません。経理がやりたいのに、他の職務も仕事として与えられる可能性が多いです。
それでも、経理の仕事が与えられているのだからまずはよしとするべきです。経理の人間と言うのはそうそう転職もしないので、そのポジションが空く事はあまりないのが現実です。まぁ、会社は増えているのでおのずとその職種も増えてはいると思いますが、倒産する会社もそれなりにありますので、全体のパイの中で一定の経理職につくということは結構大変かもしれません。

大きな会社だと経理の仕事のひとつひとつの量が多いので、経理業務の一部を切り売りされて任されます。そして、数年に一度ジョブローテーションがあり、別の経理の仕事が回ってきたりします。

経理の仕事をどうやりたいかによりますが、大きな会社の経理部では、経理の仕事を一巡するのに、何年もかかってしまうケースもあるでしょう。なので、自分がお勧めするのは、まずは中小企業での経理経験です。

中小企業だと少ない人数(一人の場合もあるでしょう)で経理業務を行いますので、全て見れます。全て見れるといっても大企業特有の会計処理の経験は積めないかもしれません。例えば税効果会計とか外形標準課税とか退職給付会計、金融商品会計などが好例です。こういった会計基準は上場企業だけに適用されるものだったり、大きな会社でのみ使うような処理になりますが、グローバルな企業では必須の会計基準です。どちらを先にやるかといった話ですが、自分はまずは小さな企業で「フレームワーク」を身につけるのが一番良いと思っています。

小さな会社でもいいから一人で資金繰りを考えて月次を締めて取締役会への報告資料の作成や会社法の計算書類の作成を行った経験があるという人は少なからず採用する側からすると、得点が高いです。

自分ひとりで考え積極的に仕事を行える人だと思うからです。経理の処理は上場企業になると有価証券報告書の開示などで上に上げた会計基準の他もっと複雑な会計基準の熟知が求められますが、それよりもまずはふわっとでも一つの会社(規模は問わず)の全体像をつかんでいる方が魅力的です。全体像を掴んでから細かい会計基準の勉強をすれば良いのです。

あらゆる会計基準にとっつきにくいとかあると、それはそれで経理には向いてないと思いますが、まずは自分一人でどこまで考えどこまでできるかが重要なんです。

木ばかり見てないでまずは森を見ろということです。

経理専門じゃない場合でも必ず仕事を通じて自分の糧になります。ひとつひとつの経験が絶対実る時がきます!

そして、チャンスを逃さずまずは経験してみるということ!


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経理担当者が、ステップアップするための基準というのは様々ありますが、今日は内面にある仕事に対するモチベーションについて触れたいと思います。

経理というと凄い細かい事をやっているというイメージを持たれてる方も多いと思いますが、その通り細かいです(笑)あなたのイメージは間違っていません!

仕事は何にしても限られた時間の中で最高のパフォーマンスをだすことが、最終的には会社のためになります。そこで、何をやるべきで何をやらないかの判断が必要になります。

まず、最初の切り分けは、会社(経営層)や法律がそれを必要としているかという判断があります。例えば、法律で言うなら有価証券報告書の提出や税務申告書の提出がそれにあたります。国の法律でいつまでに提出しなければならないと定められているものは否応なしに対応しなければならないことです。

経理のプラスαは、次の事をやっているかだと思います。

それは、説明する相手が見やすくなるように工夫したり、時間がなくてできないと言っているものをやることです。時間がなくてできないというものは、本来やった方が良いと思ってはいるけど、手が付けられないものです。他のやるべき事を効率的にこなし、本来やった方が良い事にどれだけ手が付けられるか。ここが経理担当者の付加価値なんだと思います。

マーシャル・ゴールドスミス著
『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』

指導者が陥りやすい20の悪い癖

1.極度の負けず嫌い
2.何かひとこと価値を付け加えようとする
3.善し悪しの判断をくだす
4.人を傷つける破壊的コメントをする
5.「いや」「しかし」「でも」で文章を始める
6.自分がいかに賢いかを話す
7.腹を立てている時に話す
8.否定、もしくは「うまくいくわけないよ。その理由はね」と言う
9.情報を教えない
10.きちんと他人を認めない
11.他人の手柄を横取りする
12.言い訳をする
13.過去にしがみつく
14.えこひいきする
15.すまなかったという気持ちを表さない
16.人の話を聞かない
17.感謝の気持ちを表さない
18.八つ当たりする
19.責任回避する
20.「私はこうなんだ」と言いすぎる


本当にこういう人はとても面倒。まず真摯でないこと。
自分の利益しか考えていないということは、とても残念なことです。
一緒の会社で働いているという時点で同じ方向を見るべきであるのに、その協力・協調
にかけている人がいると疲れてしまいます。
自分もマネージャーという立場なので、この20カ条は肝に銘じて陥らないように
したいなと思います。