企業財務会計士が否決されたようですね。
名刺に「企業財務会計士」と書いてあると外部向けには一定のステータスは保持されるかなとは思います。
しかし、それは外部コンサル等の職種である場合は一定の説得力を発揮できますが、会社内部向けとなると知識だけあっても、それだけで採用をするということにはなりません。
会社が採用したいと思うのは、もちろん会社のビジョンに共感することであったり、財務経理だと会社の中で行われている取引ひとつひとつを会計的に捉えて月次報告を作成する能力であって、会計の知識だけではないのです。
重要なのは、その知識をアウトプットできる人物かどうかということです。
知識がないと良いアウトプットは出来ませんが、基礎的な知識は必要になると思いますが、会計の知識のみでは良いアウトプットはできないのではないかと思います。
その理由は、その会社で重要な指標を見定める力だったり、事業の流れを把握する力が必要になってくるからです。