メールのやりとりに嫌気がさした場合の思考法 | 財務・経理の実務

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IT化が進んで情報のネット化が拡大している現在ではtwitterの様にバイラルコミュニケーションが行われてきております。

twitterもそうですが、それ以前から活発に使われて現在でもその力を保持し続けている「メール」も「言葉を相手に見せているに過ぎない」という事を認識しておくことは重要だと感じました。

会社で単純な業務連絡をやりとりする場合は、メールのやりとりでも内容は読み取れます。
しかし、そうではない場合、つまり微妙なニュアンスが必要な場合は、メールのみでやりとりをしているとお互いの少しの認識のズレから言い争いに発展するケースがあります。

言い争いになる前に「あれ?なんかうまく伝わっていないぞ?」と思ったら、即顔を合わせて話をするのが一番手っ取り早いです。

にもかかわらず、メールでひたすらやりとりをするという環境の会社も多いと思います。パソコンにメッセンジャーという機能がありますが、隣や前の席の人とのやりとりをメッセンジャーというネット機能で会話をしており、社内に喋り声が全く聞こえないというコミュニケーションもあるくらいですから。

メールの文章は実に単調で冷淡です。文章の書き方で冷淡さをなくす事はできますが、仕事の話をしている時にわざわざそこまでの文章能力を発揮することはできないし、やろうとも思わないのではないでしょうか?

まず認識したいのが、皆が皆「お前が悪い」「お前がなんとかしろ!」と思っているのではないということです。同じ会社で働いているのですから、発言をしている人は会社の発展を思って発言をしているのです。
ただ、それがうまくかみ合っていないだけです。ベクトルは同じです。なので、この発言は会社の信頼を保つ為なのか、発展をさせる為に必要なのかを聞いてみるのも有効でしょう。

ちょっと怒りが込み上げてきた時は、このように考えると良いかなと思います。