ACの広告に見る会社経費削減の施策 | 財務・経理の実務

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ACの広告は最初はテレビで連続して同じ内容のCMが流れていて世間のフラストレーションがたまって、最近では、有名タレントを起用して視聴者に問いかける形の内容に変わってきていますよね。

節電を促したり、本当に必要なのかを確認させたり、「みんなを信じている」といったメッセージとか。

会社での経費削減でも、強制的に経費削減に協力しろ!とか言って、定時になったらエアコンを切るとか残業しないで早く帰る事を要請するとか、こまめに電気を切る事をしつこく言うとか・・・これは本当に会社のためになるのでしょうか?

経費削減をすることに対して社員は協力した方が良心的には正しいような気もします。しかし、それが返って会社全体の成長につながるのかと言えば必ずしもそうではない。

しかし、ACのCMを見ると電気をこまめに消そうとか、本当に必要なものかどうかを確認しようと言ったメッセージが流れてくる。これは経費削減を目的として行うのではなく、被災者の為にその電気を譲ろうといった精神が問われているということです。

会社でも経費削減をしよう!と高々に掲げるより、経費削減で環境に還元が出来るとか誰かの為になっているということを訴える事が出来れば社員も嫌な気を起さずに少しは協力してくれるのかなと思います。

何よりもそれで、他の社員に対して謙虚さを持てたり譲り合いの精神が生まれれば会社としても一丸となれるような気がします。