「お金を増やす一番知的なやり方」 | EVIL LIVE

EVIL LIVE

読書の春夏秋冬

著:ジョン・ケイ

訳:薮井真澄

 

正式タイトルは

「世界最強のエコノミストが教える お金を増やす一番知的なやり方」

です。

 

実はブログに書いてないだけでちょこちょこ投資関連の本読んでいるんですが、その中でもなかなか良かったです。

多分、ナナメ読みも含めると10冊以上こーゆー本読んでますが、今まで読んだ中はトップ3に入ると思います。

ビギナーのうちに読んでおいてよかったと思える一冊。

私みたいな初心者が不安かつ不必要に考えがちな「損切り(※)」について、ある種一つの答えが書いてある気がします。

計算式は、少な目というか他のテクニカル寄りの本から考えるとほぼ無いと言って良いのも好感がもてます。

「ファンダメンタル・バリュー」「主観的期待効用」他、身になるというか心に残るものがあると思います。

基本的な考え方、姿勢なども分かり易くためになる。

海外版・山崎元氏の本みたいな。

読みやすさもかなり…翻訳者の力かも知れませんが。

要約しろっていうレポート提出があれば、少なくとも「A」以上の評価は取れるくらい読みやすく分かり易いです。

要約したのはダイアリーに書いたんでここでは書かないっすw

こーゆー良書は自分の感性でかみ砕いて身にした方が良い…と思うけど要約動画とか見ちゃうんでどの口が言っているかは分かりません(開き直り)

おすすめ。

 

※マイナス確定の「損切り」は今のところしてないです。

「中長期的な視点で買っていて、サプライズが出て高騰したら売る」の精神でマイナスは一時的な物だと思ってたりします。

それは、買う時にそれなりに調べたりしているから(お遊びやオススメにただ乗っかった銘柄のぞく)

とはいえ、いつもマイナス表示は心にくるのも事実ですw

そんななか個人投資家は頻繁に「損切り」すんな、売るタイミングが選べるのは職業でやってない投資家の数少ないアドバンテージって書いてくれている本は今まで読んだ中で(この本も含めても良いと思いますが)2冊だけだったりします。

 

 

 

以下、駄文たらたら

 

リアルでも居るんですが、会社経営してて超富裕層(5億)一歩手前の人が超富裕層を一先ずのゴールにはしているんですが、やっぱお子さんが居るとお金はいくらあっても足りないって思考になるらしいっす。

あっしみたいな凡人からすると「富裕層まで到達したんなら、(お金に不安を抱くのは)もう良くね?(富裕層まで行ったんなら、そこまでの行程で様々なレベル・経験値があるやろ)」って思ってしまいますが、その辺はお子さんが居るかどうかですかね?まぁ、健全ですよね。

「親の金は親の金。」「お前が買った家じゃないから自分の家って言うな」って言う親の元に居た身としては素晴らしいと思います。

※不幸自慢じゃなくて、(死ぬほどの虐待は無くても)こーゆー中途半端な親も居るよって紹介だと思ってもらえると嬉しいです

子供のために使うって言うか、お金(と知能)があればある程度、外敵・不幸な環境を避けられる、習い事?も好きにさせてあげられるとか?

子供ながらに習い事したかったけどダメと言われた習い事ありますしねぇ~

(まぁ、コストとか逆の立場でもさせたかは微妙ですが)

私、高校からは自分のバイト代で習い事してましたw

まぁ、びっくりするほど(令和では99%ありえない)お値打ちな束脩でしたけど(苦笑)

ただ、今回の本にも書いてあったけど、「4%ルールとかよく言われるけど個人だからもうちょい使いなよ、墓場一の金持ちになっても意味がないだろう?(意訳)」ってのもありますし、お金の使い方としてお子さんへの(この書き方は好きじゃないけど)投資は一番と言って良いほど良いお金の使い方とも思ったり。

テレビに出る子供って、たいてい親御さんがお金と知性があってレベルが高いですしね(トンビは滅多に鷹を産まない)

…まぁ、「お金の使い方」を知らないと保険的に貯金するくらいしか…それでも散財するよりは遥かにマシだと思いますが…ないでしょうしね。

人生そこそこ生きていると土地持ち・不動産持ちの金持ち地主のとこに生まれたのに、ギャンブル狂いで一族ぽしゃらせた奴とかいるのでまぁ、投資というか破滅的というか底の抜けたバケツみたいな(愛情やお金など)何を注いでも無意味な人間も多分いるんだろうな、って理解もしてたりする。

でも、自分の子供だとしたら底の抜けたバケツでも何とかしたいと思うもんなんだろうか?ちょっと遅い気もするけど。

最初から底が抜けたバケツなんて無いだろうし、底が抜けるまでの過程が濃厚だと思われる分、間単には治せない気もするのでした。

まぁ、でも滅多にないことだろうけど生まれ変わった感じや、ふとしたきっかけで変わることもあるし、その辺はいくつになっても人間の可能性を信じるというのもまた一興かと思わなくもないw

とりあえず、無駄かどうかは他人が決めることじゃないし、無駄かどうか、諦めるか諦めないかは結局、自分で決めるしかないんだなぁ(遠い目)