S.H.モンスターアーツ ゴジラ2023 マイナスカラーver | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

プレバンで予約していた、ゴジラー1・0 マイナスカラー版のアーツが届きました。

 

この箱は、超カッコいいですね。こりゃ保存決定だな。

 

 

 

裏面に至るまでモノクロで統一されている。

右の写真は、キービジュアルとなっているポーズですね。

パンフレットでも取り分け大きく掲載されていました。

 

 

 

さっそく開封。

マイナスワンゴジラのアーツはこれで2体目ですが、やっぱり開ける時はワクワクしますね。

おおおおお!

オリジナルとはまた違った渋みで、とってもカッコいい!!

こりゃあ、甲乙つけがたいですな。

 

正面。

黒を基調としつつ、体表のディテールがグレー等で塗分けられている。

それにより、胸部などは非常に緻密な印象を受けます。

本編同様、ただ色を抜いただけって感じではないですね。逆に色が限定されたことで、めっちゃ細かく塗分けしている感があります。

 

 

横から。

引きで観た時の、「映画に出てきたゴジラそっくり!」感は、通常カラーよりも強いかも。

モノクロだからか、可動部や分割線が上手い具合に見え辛いのが利点ですね。

 

 

 

この前、本編を見直していたんですが、最終上陸の際は身体を真っ直ぐにした、かなり姿勢の良い体勢で歩いていたんですよね。

太ももにかかる腕の影とか、首筋が影に塗りつぶされるとか、そうした陰影が非常に美しい。

 

 

背中。

黒を基調としているので、いくぶんかシュッとした印象を受けます。

背中部分の背鰭の刺々しさが、マイナスワンゴジラの特徴ですね。

 

これよ! この背鰭の邪悪さよ!!

非常に細いので、ちょっとでも扱い雑にすると折れてしまいそうです。要注意。

 

色を抜いてもディテールは凄まじい。

こうやって寄り気味に撮って角度変えたら、地獄の森みたいにしか見えない。

 

 

頭部から胸部のアップ。

非常に凛々しい顔。

口の開閉具合で、だいぶ印象が変わります。これは少々間抜け面ですね。

 

この小さな頭部に、これほどの肌理細かさ。

特に目がまっすぐ前を向いていて、ムラがないのは凄いと思う。

 

こちら側は負傷と再生の後が白く示されています。

 

口を開閉させると、上顎と下顎をつなぐ襞状のものが出てくる。

後々紹介しますが、今回は口を開いて敵意をむき出しにしたポーズが凄く合います。

 

さて、可動ですが、マイワンゴジはけっこう動く方。

ってか、最近の怪獣アーツの可動が、どいつもこいつも良く動いてとっても嬉しい。

自分なりに頑張ってみた、箱裏と同じポーズ。

 

 

これは……相当カッコいいゴジラです。

ゴジラー1.0を観返したこともあって、こんなポーズあったかな? とか、こんなポーズは映えるかな? とか、あれこれ考えながら可動部の角度を調整しました。

 

 

体を捻るゴジラ。

尻尾で建物を薙ぐ際の、あの体の捻りと動きの緩急、間。絶妙でしたね。重々しさがあった。

 

 

空を仰いで咆哮するゴジラ。

背中側、特に太ももや体側面のゴツゴツ具合がえぐいんですよ。

 

 
劇中でも見せた、マジで咆哮する5秒前のポーズ。

銀座を破壊し尽くした時のゴジラをイメージしてみた。

 

 

攻撃的なポーズ。

マイナスワンゴジラはCG。どんなポーズでも基本は映えますよね。

改めて観てみると、劇中でも今までになかったような近さで、色々な「動き」を見せてくれていました。

 

体幹を待っすぐにした、堂々たる風格。

お気に入りの一枚。

仁王のようで、めちゃめちゃカッコいい。

 

 

 

足の可動部を限界までギュっとすると、鳥の足のようになります。

指一本一本が動くなど、可動部自体の数がかなり多いんですね。

 

 

怪獣総進撃と同じポーズをさせてみた。

足の指先の、装甲が重なり合っているような感じも好き。

 

 

 

身体をぐっと前にすると、背びれが真上を向きます。

これだけ体表がごつごつしているのに、そこそこ胴体部分の角度を変えられるのは凄いですね。

 

ミレゴジ風の前傾姿勢。

これはこれでアリなのかも。

背鰭しょってる感じが半端ないけど。大戸島に現れた個体から銀座襲撃時までに、もしかしたらこんな形態のひと時もあったのかも知れない。

 

 

腕をブン回すゴジラ。

歴代ゴジラの中でも、腕は長い方ですよね。

ただそれを使って何やらっていうのは戦闘機に襲い掛かる時くらいで、あとは専ら吠える時に空を引っ搔いていた印象があります。

 

やっぱりねえ、目が良いよ。

ものすっごく険がある。怒りみたいなものが伝わってくる。怖いくらいです。

 

 

歩くゴジラを、やや俯瞰気味に。

こののっそり感が良いよね。

この一足で何人もを踏みつぶしていましたね。

下半身に比べると輪郭的には引き締まっている上半身ですが、ティテールの緻密さから良い感じにボリュームが足されているように感じます。

 

 

お気に入りの1枚。

躍動感のあるポーズを目指しました。

 

 

引きにするとこんな感じ。

何やっても映えるなあ。こいつは。

 

 

泳ぐゴジラ。

太ももの安定感たるや。そこを起点にして、上半身を持ちあがらせている。

 

 

初ゴジと一緒に。モノクロメンバー。

初ゴジの着ぐるみ感。

マイナスワンゴジの着ぐるみで表現できるレベルの上を行くディテール感。

どちらも好きだ。

 

新旧の争い!!

害意をむき出しにするマイナスワンゴジラ。

何考えているか分からない目で見降ろしてくる初代ゴジラ。

 

 

 

同じゴジラでも、ここまで違ってくる。

ゴジラというキャラクターとビジュアルが持つ「深み」ですね。

次はどんなゴジラが出てくるのでしょうか。

 

 

マイナスワンゴジラのアーツはもう一体、抽選販売だった熱線放射版が来る予定です。

三つ揃ったら、意味なく比較とかしてみようかなあ。

このマイナスカラー版は、最近の怪獣アーツでは珍しく予約終了が速かったので、二次抽選までいきました。

ただ、その後に熱線放射版が出るなど、短期間にリデコ+αアイテムが出たのでそこまで貴重性がなくなったのか、メルカリでは定価以下で売られているところもあるそうです。この分だと、一番レアになるのが最初に発売されたオリジナル版ということになりそうですね。

 

モノクロ版=色が少ないということで、リデコでも手抜き感を覚えるかも知れませんが、モノクロだからこそ映える部分も勿論あるわけで、特に目の威圧なんかは、モノクロならではの凄味があるように感じました。当初の予想通り、マイナスワンゴジラも、シンゴジ同様にバリエーション豊富となってきましたね。シンゴジの時に比べて全体的に値上がりしているのが痛いのですが……それでも昨年に比べて、何らかの形でマイナスワンゴジラのアーツが手に入る状況になっているのは、嬉しいことだなと思います。熱線放射版も楽しみです。