塗るトラ怪獣 超古代闇怪獣 ゴルバー | 怪獣玩具に魅せられて

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ウルトラマントリガー第1話に登場した怪獣ゴルバ―。

ティガにて初登場した怪獣、ゴルザとメルバを合体させた怪獣で、現行規格のソフビは出ているんですが、僕が好きなのは、一つ前の大きさのもの。物足りないなら作っちゃえば? という悪魔のささやきに負けて、超久しぶりにソフビ改造してみました。

 

二週間くらいかかった? 3月末から四月頭は、何かと忙しいのでね。集中して取り組む時間が取れなかったですね。

じゃじゃん。

作り方は簡単――ではありませんでした。ゴルザとメルバのソフビ(両方ともリサイクルショップで500円)を分解して、パテでつなぎました。腕や足を付ける角度に、何回もやり直しさせられました。

 

 

正面から。

ゴルバ―は、元よりもごっつい印象があったので、全体的にマッシブなシルエットにしています。

 

 

横から。こっちの方が映えるねえ。

作る前は、基本素体をゴルザにして、メルバの肩とか頭部とかを付け加えればいいんだとたかをくくっていたんですが、作り始めてみると、実はメルバの要素がかなり強いんですね。むしろ、ゴルザがメルバのガワを被っているようなデザインで、胸部から腹部にかけてもメルバの造形なんですよ。

 

 

 

勢いを出すために、やや前傾にしています。

大きさ的にも、けっこう上手いバランスでできたんじゃないかな。

 

 

背中。ここが粘土っぽくなってしまったのが、一番の心残りですね。

背中は、完全にパテで持っています。

どうしても盛って行くと、粘土っぽい筋や跡が付いてしまう。後から、かなりヤスリがけしたんですが、そうなると今度はつるっぺりし過ぎる。難しいですね。

 

 

胴体部分。ここは逆に、けっこう上手くいったんじゃないかな。

股部分の繋目の皺などは、けっこうこだわったんです。メルバ由来の腹部の装甲も、一部はパテで作り直しています。

ここは塗装も、汚れた感を出そうと頑張ったんですが、いかがでしょう?

 

 

顔のアップ。

一応、ソフビのメルバの顔を乗っけて接着してはいるんですが、結局パテで上から造形することになりました。

そのまあ引っ付けただけでは、長さが上手く合わなかったんです。

一方、ゴルザの頭部はソフビそのまんまですが、色は全面的に塗り直ししました。

 

 

 

全体的にガンダムマーカーで墨入れしています。

目はもう少し凶暴にしたかったです。瞳も塗らないで良いかなと思ったんですが、取り敢えず塗分けした上で、上からクリアオレンジを塗りました。

 

 

 

 

火星の岩場をイメージして。

中々良くないですか??

 

 

二つのソフビを合わせるだけのはずが、いざやってみると滅茶苦茶難しかったです。

パテによる造形もねえ……中々上手くならない。

ただ、さっきも言った、股部分の皺とかは、それなりに気に入っています。

 

 

 

 

元々のソフビたちと比較。まずはゴルザ。

今回改造に使ったのは、ウルトラマンティガ放送中に発売された最初期ゴルザ。

ここで並んでいるのは大怪獣バトル期のものなので、造形は同じですが、彩色や素材が全然違います。

色の関係かなあ。作ったゴルバ―の方が小顔に見えますね。

 

 

 

続いて、メルバとの比較。

こちらはティガ放送時のものですね、たぶん。

殆ど面影はありません。しいて言えば、翼かな?

腹部や胸部の装甲然としたディテールは、そのまま使われていますけどね。

 

 

アーツとの比較。

ゴルバ―はウルトラマンより大きくあってほしいので、これくらいが理想ではないでしょうか。

 

 

対決!!!

残念ながら可動しません。

ので、トリガーのアーツの方を動かして、雰囲気を付けます。

 

 

 

 

ゴルバ―の進撃を止めろ!!!!

 

 

 

胸部の硬い装甲に、トリガーの拳が直撃!

ちょっとやそっとのことじゃ応えない重量感が、ゴルバ―の魅力の一つ。

ある意味、過去怪獣からの流用なんですが、僕はこのゴルバ―にかなり痺れました。シンプルにカッコ良かったんですよね。だから、今の規格のソフビだけじゃ満足できなかったわけで。

 

 

巨大な爪や牙に翻弄されるトリガー。

歯の塗分けは楽しかったです。細かい部分の塗にも、少々慣れたかな?

 

 

サークルアームズで対抗せよ!

顔の色は、確かあずき色にピンクを混ぜたんだったかな。

現行規格のソフビだと、他の赤部分と変わらない色ですが、同じ赤でも少しだけ変えてみました。

 

 

お気に入りのデッカー・ストロングタイプと。

マッシブ同士の対決は、やっぱり映えるんですよね。

 

 

 

ということで、けっこう時間がかかってしまった改造怪獣ソフビでした。

画角によって粗が目立ったり、カッコよく見えたりする結果となりました。

実際はここまで時間がかかるとは思っておらず、ゴルザとメルバ、二つを組み合わせればまあ何とかなるだろうくらいに思ったいたんですが、ちょっと甘かったですね。相当難しかったし、上手くいかなかった部分もけっこうあります。

 

ただ、ゴルバ―はトリガー登場怪獣の中でも1・2を争うくらいに好きな怪獣なので、どのような完成度であれ、作り終えることができたのは満足しています。自分なりに凝れるところは凝れたし。難しいけど、楽しいチャレンジでしたね。