東宝怪獣コレクション3~7までをかけてようやく完成。
『シン・ゴジラ』に登場したゴジラ第4形態です。
これは――心底ヤバい。
東宝怪獣コレクション全体でコスパが良いかどうかは分かりませんが、このシンゴジだけは本当に、完成させて損がない化物アイテムです。
正面から。
ずっしりと重い。ソフビにはない重み。アクションフィギュアでは限界のある精緻な作りこみ。
無可動のスケールモデルだからこそ、刻み込めるディテールなのかもしれません。
横。
引き目でみると、本当に本編そのままの陰影で驚きます。
非常に生々しくて、怖さすら感じさせます。
スケールモデルだからこその魅力。
天を指して聳えるように伸びる尻尾ですね。
全身を塗りつくす、毒々しい赤黒の体色も凄く良い。
後から。
うねる尻尾が主張強い。
背ビレ。
毒のある珊瑚礁みたい。
固いので、ここを握ると痛いですよ。
尻尾の先端。
ちょっと赤々とし過ぎているかな? とも思うんですが、この色だからこそ、ディテールがよく見えるというのはありますね。エイリアンのような先端が、非常に不気味です。
顔のアップ。
めっちゃこっち見てくる……。
牙と目の塗分けが非常に丁寧です。
首筋の、引き剝がしたようなグロ感も、凄く凄く良いですね。
ちなみに口の中も、若干の造形があります。
上顎と下顎とを、それぞれ首元に付けます。
大きさ比較。だいたい、ムビモンのゴジラくらいかな。
ただ、素材と用途が全然違うのでね。
作りこみという点では、天文学的に違います。
ある種の神々しささえ感じるシン・ゴジラ。
シン・ゴジラをデザインした竹谷隆之さんは、「百鬼夜行 妖怪コレクション」時代からの大ファン。
このシンゴジも、怪獣と妖怪の混在のようなデザインで、ドツボにはまります。竹谷デザインのフィギュアを、こうしてまた手にできるのはとても嬉しいですね。
掌を上に向け、巨体を擦らせて歩むシン・ゴジラ。
ラインナップの初期にこれが登場したのは、かなりの衝撃ですね。
今後、このシンゴジを超える「ヤバさ」は出てくるんだろうか。
大きさ比較その②
メカゴジラが、何かをつついています。
つん! つつん! つんつん!!!
なにしとん
差異がやばすぎる。
シンゴジの腹にも届いておりません。
お手軽に買える――いっても、2699円×4だから、相応の値段ではあるのですが、他のシンゴジのハイグレードフィギュアって、普通に2万とか3万とかするんでね。実際はお手軽な方かもしれません。
大満足のアイテムです。ただ、尻尾がはしゃぎすぎていて、用意していた棚に入らないところが玉に瑕。新しい保管場所を、別途確保しております。