『ガメラⅢ 邪神覚醒』より、平成ガメラ三部作の最終章を飾る(実際は4まであるらしいけど)、ガメラ1999。
まさかのプレバン限定で再登場。しかも、京都決戦verだそうです。
前の奴を持ってないのでね、何が変わったかは分かりません。ただ、単純に値上がりはしてますねえ……。
後はこんな感じ。
ゴジラのモンアツに比べて、付属品に恵まれているガメラ1999。
飛行形態に変えられるというのが、ほんとに嬉しいところです。
考えてみれば、ムビモンでもガメラの飛行形態ってないよね? 頭部やボディの一部は流用できるから、Bandai、やってくれ。
開封すると、こんな感じ。
本体と同じくらいのボリュームで、交換パーツが場所を取っている(笑)
さてさて、開封してみましたが……
この険のある顔、最高じゃないですか?
以前のガメラ1999から頭部をリニューアルしているようなんですが、凄くカッコいいと思います。
全体のざらっとした表皮のディテールも、本当にきめ細かくて感心させられました。
横向き。
やや首が長いんですね。
ガメラは平べったくなりがちですが、これはそこまでじゃないです。
斜めから。
今回は、写真多いです。顔がね。日本産怪獣史上、最高にイケメンだと思います。
反対側。
ずっしり感が良いですねえ。
ただ甲羅の造形については、ムビモンとそれほど大きな差がないように思います。モンアツのクオリティが低いというより、ムビモンのガメラの甲羅がのディテールが、揃いも揃って気合入ってるんだと思うのですが。
首がぬっと長い。胴体部分は若干華奢な気がしますね。
体表のディテールなどは、本編よりも生物感強めだと思うのですが、いかがでしょう。
ディテールをアップにしてみた。
一つ一つの甲殻状のモノが重なり合っている。
手足の爬虫類館と言い、凄まじい彫りですね。
背中。
立派です。
ただ、前述のとおり、ここはムビモンとそれほど大差ないディテール。
これまでの激戦の跡が、いくつも刻まれております。
さて、このフィギュア、脚が広く体幹がしっかりしているので、
尻尾を持ち上げたままでもしっかり自立できる。
これができるのは大したもんです。ゴジラとは違い、尻尾にそれほどの長さがないから可能なんですね。
待ってました。頭部のアップ。
永遠に消えない闘志を宿す瞳。
角が並び立っているような、鋭い鶏冠。
シャープに切れ込んだ輪郭。
何から何までカッコいい!!
首回りの可動が非常に優秀で、手足に比べて色んな方向に傾けることができます。
ちなみに下顎は、外れた状態で入っておりました……。
なんとか付けることはできましたが、下顎外れ問題はこれまでにも何度かあったので、改善して欲しいところです。
口を開けると、またがらりと印象が変わる。
こいつは――ヤバすぎる!!
口の中までしっかり塗分けられていて、生々しささえ感じます。
ゴジラよりも、口を開いた際の「画」が際立ちます。
ムビモンでは、ここまでがっと口を開いてくれなかったので、素直に嬉しいです。
あのガメラの、特徴的な咆哮が聞こえてきそうです。
さて、可動ですが、制限はあります。
ただ、ガメラのフィギュアで可動制限があるのは致し方なしかも……。
ムビモンでも可動部はぜんぜんなかったし、リボルテックでもあんまり動かなかったんですよね。
それに比べたら、特に首部分の可動部は優秀だと思いますよ。
腕は上下左右に若干開くくらい。
脚は前後に開くくらいですね。
左腕を振り上げるアクション。
尻尾をぴんと持ち上げて、やや前傾姿勢に。
CCPにこんな感じのポージングのガメラなかったかな。
エルボークローを強調させて。
眼前の敵に向かって、身構えるガメラ。
こうしてみると、首のぬうっと感が凄いですね。
次は交換パーツ。
ガメラならではということで、まずは飛行形態に組み替えてみましょう。
じゃじゃん。
これはこれで、かなり――良い!
ちなみに交換はすっごく簡単です。
四肢を取り外し、下半身と尻尾が癒合したパーツに変え、飛行用の翼に付け替える。
首の可動が優秀なのは、飛行形態にした時にしっかり前を向くためもあると思います。
この形態でも飾っておきたい。
スタンドの衝撃波みたいなデザインも良いですね。
この体系で口を開く。
この体勢でもプラズマ火球を発射できましたよね。
少し角度をずらして、旋回する様子を表現。
仰観視点。
飛行形態の方がボリュームあるように見えてします。こっちが本命なのかもしれない。
ちなみに、腕だけ付け替えてこんなお遊びも可能。
ペンギンガメラ。
手足をばたつかせながら、ぴょんぴょん跳びます。
もう一つ。京都駅でのイリスとの最終決戦で、右腕を失ったガメラ。
切断面の交換パーツ。
骨が露出していたり、切断面が緑色になっていたりと、中々に生々しく、グロいですね。
右腕を失ったガメラーー。
しかし、イリスの攻撃を受け止め、失われた右手の形に作り変える――!
バニシングフィストーー!!
赤々と燃え上がる炎の拳。
京都決戦verというくらいですからね。ここまでつけてくれないと。
まあ、前のも付いていたんですが。
これも良いですね。
煌々と燃えあがっている感じがして、凄く鮮やかでカッコいいです。
このバニシングフィストと、ガメラの凶悪な顔つきが、本当によく合うんですよ。
フラッシュを焚くと、こんな感じになる。
腕の赤々とした感じが強調されますね。
体表の生物感あふれるディテールも際立ちます。
モンアツのガメラは初めてなんですよ。
しかも1999版は評価高くないと聞いていたので、どうなるかと思ったんですが――この頭部のカッコよさだけでもう満足です。
通常形態・飛行形態・バニシングフィスト。全てが眼福。
口の開き具合一つで、また違った印象を与える。ずっと眺めていられるフィギュアです。
モンアツは高いので、ウルトラアーツほどほいほい買えない(ウルトラアーツも高いけどね!)んですが、これは、ポチっておいて、本当に良かった。お気に入りです。