個人ランキング 今、ウルトラショップで買えるアーツ おススメランキング | 怪獣玩具に魅せられて

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ゴジラ・ガメラ・ウルトラマン、その他たくさんの特撮怪獣玩具を紹介します。

今回もウルトラアーツに関しての話題です。


真骨彫ダイナのところでも書いていますが、ウルトラアーツの供給は、だいぶ安定しているようです。


もちろん、一昔前のアーツや、プレ限だったものは高値が付いていますが、一般販売のものについては定期的に再販をかけてくれるので、それを信じて待つという手もある。ウルトラマンZ大人気で、プレバン限定も一般販売も予約が1分を待たずに終わる、という事態が当たり前だった一時期に比べると、だいぶ優しい時代となりました。


 ウルトラアーツはAmazon、ヨドバシなどの家電量販店などで買えますが、公式のウルトラショップやツブラヤストアでも購入可能。さすがに定価を下回ることはありませんが、公式のショップがしっかり在庫を確保してくれている体制には、何とも頼もしいものがあります。


商品一覧ページ | ULTRAMAN OFFICIAL SHOP ウルトラマンワールドM78 ONLINE | 検索結果 | 指定なし | (m78-online.net)

 

S.H.Figuarts – TSUBURAYA STORE ONLINE (m-78.jp)

 

 今回は個人ランキングと称して、4月29日現在、公式オンラインショップで販売しているウルトラアーツ7品で、おすすめの順番を紹介したいと思います。今回はウルトラマン限定ということで怪獣は入れず、ウルトラマン7体でのランキングとします。



それでは、第7位から!!



NO.7 アストラ


造形★★★⭐︎⭐︎

可動★★★⭐︎⭐︎

付属品★★★★⭐︎

総合点★★★⭐︎⭐︎


第7位はアストラ。現在発売中のウルトラアーツの中では最下位としました。理由は簡単で、レオ兄さんに再販がかかっていないなかで、アストラだけあっても、あんまり仕方がないから(爆)。

もちろん造形はピカイチで、「アストラってこんな顔してたんだ」って改めて思うところはあるんですが、元々昭和トラマンの中でもアストラはシンプルなデザインなので、凝りようがない造形なんですよね。可動についても、ニュージェネの規格とは違い、特に股関節に難がある感じです。

色々と課題は多いですが、付属品については恵まれていると思います。ACTではプレバン限定扱いだったアストラが、一般販売なのも嬉しいしね。



個人的に一番良かったのは、ウルトラキーを構えることができる点。これにより、ウルトラアーツの中でも珍しく、銃的なものを構えるウルトラマンが再現できます。

スナイパー・アストラ。

これは本当にカッコいい。


アストラはギャラファイでスポットを当てられて、レオのバディの立場からワンランクアップした感じですね。宇宙規模のピンチが到来した時、今度はウルトラキーを託されてみんなの危機を救う、そんなキャラにまで成長すれば、単体でも充分映えるウルトラマンになると思います。これからの活躍に期待です。

 



NO.6 真骨彫ウルトラマンティガ・パワータイプ


造形★★★★⭐︎

可動★★★★★

付属品★★★★⭐︎

総合展★★★★⭐︎


真骨彫ですが、6位におきました。理由はアストラと一緒。マルチタイプがないのにパワーだけがあっても、ちょっと物足りないからですね。

造形は、真骨彫なだけあって素晴らしいです。他のウルトラアーツよりもマッシブですが、通常アーツのマッシブ担当であるサンダーブレスターやタイタスみたいな極端なボンキュッボンではなく、軟質パーツを効果的に使った膨らみのために、ちゃんと着ぐるみっぽくなっている。赤と銀だけを基調としたカラーも、昭和ウルトラマンをイメージさせてカッコいい。


ただ、ここは好みの分かれるところで、軟質パーツの腹部と腰部で隙間が多いんですよね。これは真骨彫ティガからの反省を活かしたものかと思われるのですが、けっこうぺこぺこしてしまうのがもったいない。


付属品で印象深いのは、やっぱりデラシウム光流かな。堂々とした体躯から放たれる、力強い必殺技です。




NO.5 シン・ウルトラマン


造形★★★★⭐︎

可動★★★★⭐︎

付属品★★⭐︎⭐︎⭐︎

総合点★★★⭐︎⭐︎


点数的にはパワータイプに劣りますが、おすすめランキングではシンウルを上位としました。公開から一年が経っても何かと人気な『シン・ウルトラマン』。そのキャラクターとして、ウルトラシリーズにあんまり興味がなくても、取り敢えず持っておける一体というところが大きな上げポイントです。


シンウルトラマンのアクションフィギュアについては、以前比較したこともありましたが、その時も、総合的にバランスの良いフィギュアとして評価しました。シンウルの極端にひょろっとした体格を忠実に再現しながら、それでいて物足りなさを感じさせない、優れたデザインと造形。その安定感は、さすがs.h.figuartsといった感じです。


不満点と言えば、実はそれほど前傾にならないところと、付属品の少なさですね。映画自体が厳しく情報規制されていて、映画の中身を想像させるような手首や光線エフェクトを付けることができなかったのでしょうか。その後、プレバン限定の『シンウル』シリーズのアーツにスペシウム光線やウルトラスラッシュなどが追加されるようになりましたが、あんまり好きな商売じゃないなぁ。マフェックスが12月に発売予定しているシンウルのDXセットは、それだけで全部揃うらしいぞ。

ということで、幅広い世代の需要に応えるなら文句はありませんが、ウルトラアーツとしては物足りないところもあると思います。単体キャラでこのボリュームは、寂しいところですね。





NO.4 ウルトラマンデッカー


造形★★★★★

可動★★★★★

付属品★★★★⭐︎

総合点★★★★★



こっからはかなり悩みましたが、4位はデッカーとしました。ブレーザーのアーツが出るまでは一番最近のウルトラマンということで、ここを出発点にしやすいのと、全7体の中でも一番安いのに、とにかく素晴らしい完成度と遊びやすさで、値段以上の満足度を提供してくれる点がポイントです。


このデッカー、とにかく彩色が綺麗。頭部と胸部の宇宙的なプリントが本当に鮮やかです。左右の腕で非対称なカラーデザインや、左腕だけにある装甲など、実はかなり複雑な造形。それを忠実に再現しただけでなく、そこに可動を組み込んで、非常に自由度の高いアクションフィギュアに仕上げている。可動部のぐりぐり感が気持ちよく、思うところでびしっと止まってくれる、その手応えが最高。


不満点と言えば光線エフェクトが付いてこないことくらい。それも、新しいウルトラマンの基本形態だからということで、なるべく安価で幅広く入手してもらうため、つまりコストの関係から付属品については制限をかけたと考えれば全然納得できる。

この良さは、開封して分かるものです。とにかくいろんなポーズを決めて、自分だけの決め画を見つけてみましょう。





NO.3 ウルトラマンリブット


造形★★★★★

可動★★★★★

付属品★★★★★★★★

総合点★★★★★



ギャラクシーレスキューフォース、ウルトラマンリブットを3位に。デッカーとどっちにしようか悩みましたが、

①単体で映え、往年のウルトラマンに近いこと

②付属品が豊富なこと

の2点を理由として、リブットを上位としました。


リブットはマレーシア生まれのウルトラマンですが、そのデザインは初代ウルトラマンに近いものがあります。デッカーほど派手ではなく、往年のウルトラマンを彷彿とさせるので、ウルトラマンのフィギュアという感じが強い。

一方、全体のシルエットは非常にがっしりとしていて安定感があり、ニュージェネ規格の股関節が特に保持力・自由度ともに優れている。それによりリブット特有の、足を大きく開いたポーズも綺麗に決まる他、リブットが得意な武術「シラット」の構えを取らせることも簡単です。つまり、可動がキャラクターの固有性にぴったりマッチしていて、アクションフィギュアとして求められるものをちゃんと叶えてくれる構造になっている。


造形と可動だけでも最高なのに、リブットは付属品も豊富。槍・防具・光線エフェクト、全て付いてくる。これら一つ一つの武装が、自由度の高いリブットと組み合った結果、とにかくいろんなバリエーションのポーズを試せるようになっている。


ギャラクシウムブラスターも幅が広くて迫力ばっちり。

Amazonなどでは定価より安く売られることもあるリブット。しかし値段以上、いや定価以上の満足度を保証してくれます。ギャラクシーファイトでもトリガーの客演でも大活躍だったリブット。ウルトラの歴史に欠かせない大切なキャラクターを、このハイクオリティ・フィギュアで存分に堪能して欲しいと思います。






NO.2 真骨彫ウルトラマンダイナ・マルチタイプ


造形★★★★★(×100)

可動★★★★★

付属品★★★★⭐︎

総合点★★★★★(×100)


この前レビューしてばかりの真骨彫ダイナ。その魅力についてはレビューで語り尽くしたと思うので、ここでは控えめに。


ダイナ自体が、平成ウルトラマンの中でも特に客演に恵まれ、巷からの人気のあるキャラクターです。もちろん、平成最初のティガに圧倒的な支持が集まっているのは知っていますが、ダイナはウルトラマンの物語の随所に関係を持ち、重要なファクターとして機能しています。作り手からすれば、様々な場に活躍の場を開きやすいキャラクターなのでしょう。僕らファン側としても、至る所で逢えるダイナには、ティガとはまた違った親しみやすさを感じ、それがダイナを特別なウルトラマンの一人にしています。


満を侍した真骨彫ですが、造形に関しては100点。思い切って★を100付けました。ね、この段階で、もう100点なんですよ。なんといういい加減な採点だと、思わないでもないけど。でも100点出てしまったら、仕方がないじゃない。

この真骨彫ダイナは、「こんなダイナなフィギュアが欲しかった」という声の集大成のようなもの。ダイナのハイクオリティ・フィギュアとしては他にACTがありますが、劇中のダイナの再現度についてはこの真骨彫、他の追随を許しません。本当に、テレビで見たそのまんまのウルトラマンダイナが机の上にいる。この感動は、この真骨彫ダイナでしか味わえない。


付属品もそれなりに充実しています。もう一つくらい、必殺技エフェクトがあっても良いんじゃないのとか思わないでもないですが、ソルジェント光線のエフェクトは大変美しい。


ウルトラアーツの最新成果ということで、ぜひともチェックしてほしい一体。開封したが最後、その魅力にやられて、時間を忘れて遊び倒すこと間違いなし。

 





NO.1 真骨彫ウルトラマン


造形★★★★★(2億)

可動★★★★★(1億)

付属品★★★★★

総合点★★★★★(♾️)



1位はやっぱりね……これ以外にないでしょう。

ウルトラマンに興味のある無しに関係なく、絶対にゲットしないといけない一体、それが真骨彫ウルトラマン。これを前にすると、同じフィギュアーツの中の初代ウルトラマンが全て霞んで見える。それくらい、やばい完成度を誇ります。


造形はご覧の通り、本当に申し分なし。劇中のウルトラマンの細マッチョ感が100%そのまんま忠実に再現されている。さらに可動、限界まで前傾にできるので、お馴染みのファイルティングポーズが全く違和感なく決まる。何から何まですごい。

さカラーリングも、輝度強めの銀と濃い赤で渋い!まったく隙のない造形と彩色は、ずらりと並んだウルトラアーツの中でもすぐに見つけられるくらい、際立って目に映える。このフィギュアのクオリティだけは、本当に驚異の一言でしか表現できません。



交換手首、光線エフェクトも豊富。特にスペシウム光線発射時の、軽く反った左手の指が最高。今までありそうでなかった忠実な再現。肩や腕の可動域が広いので、光線のポーズも深いところまでしっかり組める。アクションフィギュアの扱いに慣れていない人でも、簡単思い思いのポーズを決めることができる。凄まじいポテンシャルです。


嬉しいのは、こんなに完成度の高いウルトラマンのフィギュアは他にないよ!? っていうくらいなのに、それが公式のショップはもちろんのこと、家電量販店や通販でも普通に買えるという現状。全ての始まりであり、誰が一番最初にイメージする、「ウルトラマン」。基本中の基本、スタート中のスタートだからこそ、誰もが納得できるクオリティ、そして誰もが手に入れられる販売環境を目指した、その心意気が本当に素晴らしい。ウルトラマンへのリスペクトがないと、ここまでのことはできなかっただろう。ウルトラアーツをもう一段階高みのステージに押し上げた真骨彫ウルトラマン、文句なしに、全てのウルトラマン・フィギュアの中でのマスターピース的な一体です。




ということで、現在発売されている7体の中で、おすすめランキングをつけてみました。

1位は不動として、やはりリブットをどこにいれるか悩みましたね。デッカーもすごく良いアクションフィギュアなので、ここが一番難しかったです。


Amazonなどを検索してみると、ギンガなども定価で買える状況が続いているようなので、供給状況が安定しているのはありがたいなぁと思います。ただ、あんまり在庫を多く抱え込んでしまうと、また市場が縮小してしまうので難しいところでまはありますね。願わくばこのまま、「定価であれば買いたい時に買える」状況が続いて欲しいなぁと思います。現行はそれに近いものになっているし、そのような状況まで持ってきてくれたBANDAIにももちろん感謝です。ウルトラマンのアクションフィギュア界では間違いなくトップ(というか、他に競合相手がない)を走るシリーズです。今後のいっそうの活性化を期待もしていますし、このブログでも微力ながら、その魅力を少しでも伝えられるようにしていきたいと思います。


今年の分でも予約を完了させ、届くの待ちのフィギュアが多数! 今からとても楽しみです。