塗るトラ怪獣 宇宙大怪獣ベムスター | 怪獣玩具に魅せられて

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昔持っていたソフビを改造、リペイントする塗るトラ怪獣シリーズ。

今回は、宇宙大怪獣ベムスターを改造&リペイントしてみた。

 

元のソフビがこちら。

これはこえで味があるのですが、いかんせん色がね……。

ということで、少々手を加えて、がらりと雰囲気が変わるようにリペイントしてみました。

 

 

 

じゃじゃん。

どうでしょう。けっこう、雰囲気かわりました??

 

正面から。

元々のソフビの首が短いように感じたので、思い切って首をカットし、パテで盛りました。

後は角と口元のボリュームを増やして、全体の色をがらりと変えています。

 

斜めから。

ウルトラ怪獣シリーズは、やはり元々の造形に対する信頼がありますね。

肌色一色でぬぼっとした印象を受けていましたが、少々手を加えて塗り直しただけで、だいぶ良く見えます。

特に頭部や腹部のもさもさなどは、そもそもから非常に再現度が高かったんですね。

 

頭部をだいぶ持ったゆえに、やや縦長な感は否めないんですが、もともとベムスターってそんなイメージがあります。

目の中に瞳の輪郭は刻まれていなかったので、瞳を入れるのも自分で角度を調整できた。

 

 

背中。

下半身に黄土色をウェザリング風に入れています。

 

 

頭部のアップ。

口の中に赤を入れ、唇としてピンクを入れるなど、一応こだわるところはこだわってみました。

少しでもカッコよくなっていれば、嬉しいですね。

 

 

口の中に並ぶ牙を、爪楊枝の先でちまちま入れる日々。

ぱっちり二重にジャーマングレーを入れるなど、細かいところにメイクを施してみました。

 

 

 

色は、全体にジャーマングレーを吹いた後に、濃緑を吹き、下半分は黄土色と緑色とを混ぜたものでウェザリング的に入れています。

資料写真に沿って、下半身の毛にはメタルブルーを入れました。

 

お腹の特徴的な五角形を塗るのが楽しかったです。

若干のムラがありますが、細かいところの彩色もけっこう慣れてきた――かな?

 

 

3日くらいで作れました。

一番苦労したのは、首を盛る過程でしたね。

旧規格のリアル彩色なベムスターは持っていなかったので、自分で作り直したって感じです。

映像に忠実な彩色とはなっていないと思いますが、「ソフビっぽい」ベムスターの彩色にはなっているんじゃないかな。けっこう試行錯誤して塗っただけあって、出来上がりが楽しみな塗るトラ怪獣でした。