やっと手に入ったシンゴジ!!
『シン・仮面ライダー』 公開に合わせて? の発売となった、シン・ゴジラ夜間戦闘版です。
この神々しさ。
そして禍々しさ。
重量感では、ゴジラs.pのウルティマでさえ遠く及ばない。
正面から。
ゴーヤのような頭部が印象的。首がすらっと長いので、幽霊のような人型にも見えてきます。
横から。
尻尾が長い。
横から見ると、胴体部分は口吻、胸元、下腹部で3回前に突き出していることがわかります。
うねうねと動く尻尾がキモ素敵。
夜間戦闘ということは、内閣総辞職ビームを放つ前後の様子をイメージしているのでしょう。黒一色に塗りつぶされる中で、不吉に輝く赤が良い感じです。
後ろ。
どろっとした赤が目立つ背鰭の狭間。痛々しくも見えてきますね。
長ーい尻尾。
先端はクリア。
というより、素体がそもそもクリア成型なところに塗装しているんですよね、このゴジラは。
海藻? のような背鰭も生々しい。
表皮のディテールは、さすがモンアツといったところ。とにかく細かい。
上半身。
禍カッコいい……。
乱杭歯と虚ろな瞳、メタメタにやられたような体表。そして不安な赤。素晴らしいですね。
フラッシュ炊くと、細部がよくわかる。
今回の写真は、フラッシュ炊いているものも多いです。
口はこんな感じで開閉。
交換頭部でなしに、ここまでリアルな開閉をさせるのはスゴい。
頭部のうねうね感。
この小ささで、歯も綺麗に塗り分けられていると思います。爪とかもね。
内閣総辞職ビーム!!
この時は体が紫に輝いているので、ちょっと違いますが。
口の中まで相当生々しいです。
てかフラッシュ炊くと、皮剥がれた生き物みたいに見えて余計にグロいですな。
目も抜かりなし。
怪獣フィギュアは目の焦点が定まっていることが評価判断の一つですが、こいつは逆にイってる感じの目の方がそれっぽくて良い。
この角度だと、どことなく初代ゴジラを想起させる。
いやー、いろんなニュアンスを感じることができる、絶妙なバランスのデザインですね。
さて、可動ですが、この大きさにしてはよく動く方じゃないでしょうか。
映画では見られなかった、躍動感のあるポーズもとれます。
背鰭があるから、身体を捻ることはできませんが、脚などの可動は相当優秀だと思いました。
咆哮する絶望。
歌舞伎のような見栄もこの通り。
この状態で、ちゃんと自立しています。
感動したのは、胸部と腹部の間で、ここまで体を前に倒せること。
それにより、放射能熱戦をごごごごごと吐き出していた時のゴジラを再現できる。
このような動のポーズも印象的ならば、
佇んでいるだけの静のポーズでもやはりカッコいいんだから狡い。事実ゴジラは、特に初代は動と静の使い分けが完璧でしたものね。
体捻りは難しいけど、限界までやるとこんな感じで
ちっちゃな手を振り回す感じも表現できる。
尻尾もよく動く方です。
ゴジラウルティマほど重くもないので、遊びやすいと思いますよ。
夢の対決。
実際はこんな体高差ではないのでしょうが……フィギュアの世界ではこれが遊びやすいですね。
初代と。
シンゴジラのグロテスクな体表はもちろんのこと、珊瑚型の背鰭が頭部すぐから始まっていることや、耳の有無など、違いも多い両者。『ゴジラ幻論』ではありませんが、これが同じゴジラという生物で一括りにされるのは、中々な無理矢理ですね。
体高差はこんな感じ。
やっぱシンゴジラって、相当大きいのね。
俯瞰で。
持ち上げた時のずっしりとした手応えが好きです。
この大きさで、しっかり動くってのが嬉しいですよね。
見返り美人のシンゴジラ。
腕周りの筋組織の複雑なディテール。ここにも目を奪われます。
ようやっと、実写版のシンが揃いました。
モンスターアーツ シンゴジラ
マフェックス シンウルトラマン
フィギュアライズ シン仮面ライダー
それぞれ異なるシリーズで並べてみる。
はい、チーズ!!
シンシリーズはこれで終わりかなぁ。
個々の作品には言いたいこともあるけど(特にシンウル)、日本特撮の楽しさ、素晴らしさを改めて感じさせてくれるるシリーズであることには違いないので、もっと続いてほしい。
ということで、シンゴジラのアーツ。ようやく手に入りました。
カラバリでもなんでも良いから、こうして適宜再販? してくれるとありがたいですね。なかなか手に入らなかったシンゴジラが、定価で来てくれてとても嬉しかったです。
『シン・ゴジラ』劇中の、恐ろしいほど神々しいゴジラの姿を再現するもよし、劇中では見られなかった、怪獣としてのアクションの魅力を追求するもよし。非常に遊びごたえがありました。『シン・ゴジラ』の可動アクションフィギュアという枠の中では間違いなく、このモンアツ版のシンゴジラがNO.1!!……ってか、他にないですよね。